明治が、うがい薬などの「イソジン」ブランドの販売を止め、新たな独自ブランドを立ち上げる。1985年以降、テレビCMや販促物で親しまれたキャラクター「カバくん親子」は、明治が新たに立ち上げるブランド「明治うがい薬」と、液体手洗い剤やきず薬を含むシリーズ12製品に移行する。発売は2016年4月1日。「イソジン」はうがい薬カテゴリーではシェア1位で、明治は30年以上かけて自ら築いたブランドに挑むことになる。
12月9日、開発元のオランダのムンディファーマ(Mundipharma)との提携解消を公式に発表した。「イソジン」ブランドの製造販売承認は、Meiji Seikaファルマ(旧・明治製菓)からムンディファーマ日本法人(東京・港)に移管する。今後、日本国内での「イソジン」ブランドの販売・流通は、シオノギヘルスケア(大阪市、平野格社長)が担う予定。同社は塩野義製薬の100%子会社で2016年4月1日に営業を開始する。
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