2015年10月、トッパンフォームズの制作したDMが、優れたダイレクトマーケティング施策に贈られる「DMA国際エコー賞」の「シルバー賞」と「USPSゴールドメールボックス賞」を受賞した。この結果は、同社が注力している生活者研究機関「LABOLIS(ラボリス)」やソリューション「Ugocus(ウゴカス)」などの集大成でもある。
DMの企画制作を強化する3つのソリューション
トッパンフォームズは1965年の創立以来、帳票製造からスタートし、データプリントされた各種通知物など、企業から生活者へ情報を伝えるためのモノ作りをしてきた会社です。
近年では、生活者の「生の声」を調査・研究し、視線計測調査や顧客データ分析などを行う生活者研究機関「LABOLIS」を設立。生活者の心を動かすための戦略立案・戦術支援機能を持つソリューション「Ugocus」や、科学的根拠に基づいたクリエイティブ開発を実現する「フォームズクリエビ」にも力を注いでいます。
この3つのソリューションの1つ目、「LABOLIS」には、「みんなの声ラボ」「さいえんすラボ」「伝えるラボ」というラボがあります。
生活者理解を深めるための「みんなの声ラボ」には約5万通に及ぶ国内外のDMを収蔵した「DMライブラリ」や、独自の生活者調査、お客さまの声を見える化するテキストマイニングといった機能があります。
また、「さいえんすラボ」では生活者の視線情報を可視化する視線計測調査や顧客データ分析、住所からライフスタイルを分析するエリアスタイルといった最新のマーケティング機能を提供しています。
そして「伝えるラボ」ではDM・帳票・ウェブサイトの専門家がそれぞれコミュニケーションツールを独自指標で分析し、改善の支援をしています。
LABOLISについてはこちら:http://labolis.toppan-f.co.jp/
2つ目が、“人”を科学し、“心”を動かすソリューションサービス「Ugocus」です。
リードジェネレーション(見込顧客の獲得)を目的としたDM発送サービス、顧客化するための顧客発掘サービス、リードナーチャリング(顧客の育成)を実現する販促コンセプト開発サービスと、オーダーメイドで見込顧客獲得から育成、企画、製造、BPOまでを一貫してサポートしています。
これらは官公庁、銀行、保険から小売、通信販売に至るまで年間数十億通の通知物制作を手がけ、業種業態を問わず数々の成功ノウハウを蓄積してきた当社だからこそ実現できるものです。
Ugocusについてはこちら:http://ugocus.toppan-f.co.jp/
3つ目の「フォームズクリエビ」はこれまでクリエイターの職人的知見や感性にゆだねることの多かった表現・アウトプットの部分に視線計測技術、ニューロマーケティング、ユニバーサルデザインといった科学的根拠を導入したものです。
「科学的なデータの根拠(エビデンス)に基づいたクリエイティブ」を生みだすことができる当社独自のソリューションです。
当社では以前よりこうした、「LABOLIS」「Ugocus」「フォームズクリエビ」の機能を活かし、より上流工程となるコミュニケーション戦略の領域から得意先の販促業務の支援をしていきたいと考えていました。
そこで今回、「日本DM大賞」や「DMA国際エコー賞」に応募し、結果を示すことで、当社の能力を客観的に評価していただくことに挑戦しました。
お問い合せ
トッパン・フォームズ株式会社 企画本部 マーケティング部
TEL:03-6253-5715
URL:http://labolis.toppan-f.co.jp/