「DMのお手本」と評された受賞作
こうして「全日本DM大賞」の金賞グランプリ、そして「2015 DMA国際エコー賞」で秀でたダイレクトマーケティング施策に与えられる「シルバー賞」、優れたDMなどに贈られる「USPSゴールドメールボックス賞」を受賞したのが、当社が顧客向けに企画・制作・郵送した体験型BtoB DMです。
DMの目的は「LABOLIS」の認知・理解の向上で、既存顧客向けと新規顧客向けがあります。
赤いポスト型のDMは既存顧客向け。1通目に、受け取った人が「生活者目線」に戻り、思わず開けたくなるようなポスト型DMを送付。ポストの中には動画への誘導を促す3種類のDMを入れました。
そして、2通目のフォローDMはより見やすく分かりやすく「LABOLIS」の調査結果を紹介し、実際のソリューションを理解してもらう仕掛けにしました。
その結果、お問合せ件数は前年同月比 約280%、動画を再生した企業のDMレスポンス率46.7%という数字を実現しました。
新規顧客向けのDMは工具箱をモチーフにしたパッケージで、インパクトと伝わりやすさを追求。当社の「帳票印刷会社」というイメージを覆しました。
DM開封率は99%で、具体的な商談創出率は77%と、こちらも高い成果を実現しました。
このような点を「2015 DMA国際エコー賞」で高く評価されたこともあり、受賞に結び付きました。
審査員の方からは、「立体的な形状を用い、脳科学を駆使し、デジタルとの融合を図り、高いストーリー性を持ち、適切な方法とタイミングで適切な情報を届け、顧客との関係を構築した、DMのお手本のような作品」と評価していただきました。
施策のご紹介はこちら:http://labolis.toppan-f.co.jp/awards/dm-award/
今後は顧客のDMでの成果向上、受賞を目指す
当初の目的である、「トッパンフォームズがコミュニケーション戦略の部分から担え、高い成果を残せる」という点は示せたと思います。今後は、「LABOLIS」「Ugocus」「フォームズクリエビ」による、“科学的なデータの根拠に基づいたクリエイティブ”という当社独自の強みをもとに、より顧客のDM成果向上に貢献していきたいです。
高い成果を残すことで、結果として再び「全日本DM大賞」や「DMA国際エコー賞」を受賞できればいいと考えています。
そのためにも、当社の武器となるクリエイティブエビデンスや生活者コミュニケーションに関する継続的な調査・蓄積、分析サービスのさらなる向上など、引き続き3つのソリューションを強化していきます。
アンバサダーから見る今年の受賞作と潮流
DMAの国際エコー賞において今年もビッグニュースが飛び込んできた。世界最古のダイレクトレスポンスのアワードである国際エコー賞で、日本企業から応募された3作品が受賞をした。
この3作品は日本郵便の全日本DM大賞の受賞作品でもある。そして、USPSゴールドメールボックス賞*が2年連続で日本から応募されたB2B作品に与えられた。
これは日本のマーケティング力が世界でも評価されていることの証明であり、特にB2BにおけるDM活用はリードジェネレーションから使うことができ、効力を発揮している。
今年のDMA基調講演で語られていたように、テクノロジー、情報、機械は物事を可能にするのだが、人の心を動かすのはストーリーテリングだ。人が人に伝えたくなるストーリー性がこれらの受賞DMにはしっかりと埋め込まれていた。
*USPSゴールドメールボックス賞=最も革新的なDMの活用と認められた作品に与えられる特別賞。エコー賞の金賞、銀賞、銅賞から選ばれる。
お問い合せ
トッパン・フォームズ株式会社 企画本部 マーケティング部
TEL:03-6253-5715
URL:http://labolis.toppan-f.co.jp/