【今週の注目記事まとめ】有馬記念のWebプロモーション―今年は「ウォーリー」とコラボ/はあちゅうに聞いてみた「転職して、一番ビックリしたことはなんですか?」など。

音楽業界で存在感高まる“技巧派”MVの最新ケース—KAMRA『Deja vu』

OK Go『I Won’t Let You Down』

米ロックバンドOK Goの『I Won’t Let You Down』やエレクトロニック・ミュージックデュオYoung Juvenile Youthの『Animation』、安室奈美恵の『Anything』……。

デジタルテクノロジーの進化も背景に、いま音楽業界では、趣向を凝らしたミュージックビデオ(MV)を制作し、楽曲やアーティストが持つ独自の世界観をリスナーに体験させようとする動きが活発だ。

『I Won’t Let You Down』のように、当時注目され始めたばかりだったドローンを活用して撮影したもの、『Anything』のようにGoogle Chromeの拡張機能を活用したユニークな映像体験を提供するもの、何らかのインタラクションを伴うものなど、さまざまな“新しさ”を持ったMVが次々と登場している。

そうした“技巧派”MVの最新事例とも言えるムービーが、11月25日にローンチされた。エレクトロミュージックシーンで注目されるアーティストKAMRAの楽曲『Deja vu』のインタラクティブMVだ。

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毎年恒例、有馬記念のWebプロモーション―今年は「ウォーリー」とコラボ

「有馬記念でさがせ!」は、競馬エンタテインメントサイト「Umabi」内で公開されている。

毎年12月に中山競馬場で行われる、日本の代表的なG1レース「有馬記念」。ファンによる人気投票の上位10頭に優先出走権が与えられることから、人気馬がぶつかり合う“夢のレース”として注目を集め、例年10万人を超える来場者が訪れる。

約一週間後の12月27日に開催が予定される同レースは、今回で60回目という節目を迎える。これを記念して、日本中央競馬会(JRA)は15日、世界的な人気絵本「ウォーリーをさがせ!」とコラボレーションしたWebコンテンツ「有馬記念でさがせ!」をローンチした。

企画制作は、博報堂とTOWAC(TOW+面白法人カヤック)。カヤックが有馬記念のコンテンツ制作に関わったのは、今回が初めてだという。

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はあちゅうに聞いてみた「電通からITベンチャーに転職して、一番ビックリしたことはなんですか?」

【コラムニスト】ACC(全日本シーエム放送連盟)

——はあちゅうさんは、2009年に電通に入社後、2011年にはトレンダーズ、つまりベンチャー企業に転職されましたよね。

そもそも電通って、入ること自体がムチャクチャ難しいのに、なぜそんな大企業を捨てて、上場前のITベンチャーにさくっと転職されたんですか?

はあちゅう氏

はあちゅう:当時私は、いくつかの部署を経験した後、電通のコピーライター職の若手として働いていたんです。コピーライターの仕事自体には特に不満はなくて、先輩や同期に混じって毎日コピーを書いていたわけなんですけど、コピーライターとしての自分には強みという強みがないことに漠然とした不安を感じていたんですよね。

数多くいる若手コピーライターの中から抜けきれない迷いのようなものだと思います。もちろん、コピーライターとして当たり前のスキルを磨くことは重要なんですが、人と同じことだけをやっていても中途半端なままだな、と思って。それから、コピーライターという職業自体、コピーを考えるだけが仕事ではなく、他のクリエイティブや、時には経営コンサルのようなことをやるんだ、とを先輩方を見ていて感じ、何か自分のエッジとなる特殊技能を身につけたいと思いました。そういう思いを抱えていた時に、たまたまトレンダーズの社長だった起業家の経沢(香保子)さんからスカウトしていただき、「上場前のIT起業での現場経験はきっと自分の強みになるはず」と思いました。

もしも、転職した会社が失敗で、転職活動をすることになっても、そこで得た経験は全て自分にとって強みになる。それなら、また転職することになっても、自分の価値は上がっているから、困ることはないと思い、トレンダーズに転職を決めたんです。

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【前回のコラム】「小田桐昭賞受賞・村田俊平に聞いてみた「若手CMプランナーが“今”東京から九州に行ったワケ」」はこちら

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