2015年1月にスタートした、auのテレビCM「三太郎」シリーズ。その最新作「春のトビラ・みんながみんな英雄」篇が、1月1日にオンエアされた。
CMには、桃ちゃん(桃太郎)、金ちゃん(金太郎)、浦ちゃん(浦島太郎)、かぐちゃん(かぐや姫)、乙ちゃん(乙姫)、鬼ちゃん(鬼)と、同シリーズにこれまで登場してきたキャラクターが総出演。「おむすびころりん」「鶴の恩返し」「おおきなかぶ」「シンデレラ」「花咲か爺さん」「うさぎとかめ」「金の斧」「笠地蔵」といった、さまざまな日本の昔話・海外の童話を彷彿とさせるシーンを通じて、登場人物たちの日常の様子を描き出す。
CM総合研究所が2015年12月に発表した「第24回ブランド・オブ・ザ・イヤー」で、テレビCMの好感度トップに選ばれた同シリーズ。8年間首位を維持し続けたソフトバンクを破っての快挙となった。2015年1月から10月までの間に計55篇を放送してきた同シリーズは、2016年、どんなストーリーを展開していくのか――視聴者の期待感を喚起・醸成するCMとなっている。
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また同じく1日には、別バージョン「鬼ちゃん露店」篇もオンエアされた。初詣にやって来た桃ちゃん、浦ちゃん、かぐちゃんは、露店でおしるこを売る鬼ちゃんに出くわす。鬼ちゃんいわく、とても甘い=“鬼甘い”おしるこは、CMの世界を飛び出してリアルにも登場。全国のauショップと、トヨタ自動車の販売店併設の携帯電話ショップ「PiPit」でも配布される。アンケートに回答すれば、auユーザー以外でも配布対象となる。
三太郎シリーズではこれまでも、「金太郎飴」篇に登場した金太郎飴や「竜宮城ぷるぷる」篇に登場したゼリー「竜宮城ぷるぷる」をauショップで配布したり、しつけサポートアプリ「おにから電話」との期間限定コラボで鬼ちゃんから電話がかかってくる仕掛けを展開したり、「海の声」篇で浦ちゃんが歌う「海の声」をKDDIの音楽配信サービス「うたパス」やiTunesで配信したりと、さまざまなチャネルと組み合わせた企画を通じてCMの世界観を打ち出してきた。2016年も、こうしたマス×デジタル×リアルを掛け合わせた施策に注目が高まる。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+AOI Pro.
- ECD
- 木下一郎、齋藤和典
- SCD
- 平山浩司
- CD
- 篠原誠
- 企画+C
- 野崎賢一、佐藤舞葉
- 企画
- 篠原誠、明円卓
- AD
- 田中偉一郎、辻口翔太郎
- CP
- 中尾綾子
- 演出
- 浜崎慎治
- PR
- 村田淳一、福原健司
- 出演
- 松田翔太、桐谷健太、濱田岳、有村架純、菜々緒、菅田将暉