広告関連30団体による「広告界合同年賀会」が1月6日、東京・帝国ホテルを会場に開催された。主要広告主や広告会社幹部をはじめ、約1700人が出席した。
仕事始めに伴い、広告主企業トップらの年頭所感に「変革」「挑戦」「飛躍」の言葉が踊った2016年の幕開け。来年春の消費増税を控えた勝負の一年と言える。広告会社には、「変革のパートナー」の地位を確立できるか、分水嶺となりそうだ。
全日本広告連盟の大平明・理事長は、「いい年となる環境は整った。人工知能や再生医療、航空宇宙産業からは明るい知らせもあり、経済や文化の発展する一年だろう。しかし、我々の準備ができているか。積極的に行動して飛躍を実現させたい」と参加者に呼びかけた。