【前回コラム】「全豪No.1バイオリニスト石川綾子さんの演奏で「広告人格付けチェック」をやってみた(ゲスト:石川綾子さん)【前編】」はこちら
※本記事は2月6日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
バイオリンの音を聴き比べ!「広告人格付けチェック」
中村:では目をつぶっているか、向こうのほうを見ていただいて。
(3パターン 演奏中)
中村:はい、いかがでしたでしょうか?
権八:あれ・・・ちょっと待って。
澤本:さすがに2番目は洋基くんだよね(笑)。わかったよ。
権八:そうなんです。
中村:さすがに全豪と中目黒の差は大きかった。
石川:でも、中村さんお上手でビックリしちゃいました~。
中村:いやいや恐縮です。
石川:たった1年ですよね。ビブラートもピッチも音色もきれいですし、もっと聞いていたかったです。ありがとうございます。
一同:笑
権八:逆だよ、逆(笑)。僕らは石川さんの演奏を本当はもっと聞きたいんだよ。
澤本:思考としては、1番目、2番目を聞いて、2番目は洋基くんだなと思ったでしょ。この鳴らしているバイオリンの音と次のバイオリンの音が同じだったら、そっちだと言えばいいと思ったんだけど、わからないな。
中村:うまいと音色も違うんですよ。
権八:たぶん、こうじゃないかなというのがありますよね。1番目と3番目。
澤本:僕は1番目が高いバイオリンだと思った。
権八:僕は頭に高いやつをもってこないんじゃないかいう読みもあったり(笑)、ま、音色もあって、逆だと思ったんですよ。1番目は洋基くんのバイオリンを石川さんが弾いていたのかなと。間に中目黒挟んでわからなくなっちゃったけど(笑)。
澤本:じゃあ、分ければどっちか当たるよ(笑)。
中村:では、そういうことにしましょうか。正解は石川さんのほうから。
石川:はい、正解は権八さんです!
一同:笑
権八:ちょっとうれしい(笑)。
澤本:僕はちょっと悲しい(笑)。
石川:難しいですね。本当にわからないものですね。ビックリしました。
澤本:バイオリンの“いいもの”という音が何かわからないんです。だから、僕がいい音と思ったのは違うんじゃないかと思ったの。でも、それも違ったね。
権八:やはり、まあ、この、3番目の歴史をくぐり抜けてきた音と言いますか、一音目から非常にこう、重厚な響きが・・・。
澤本:何いいこと言ってるの(笑)。
中村:石川さん的にはそこは値段じゃないということなんですかね。
石川:そうですね。ある程度まできたら値段じゃなくて、弾き手の好みの音になってくるんじゃないかと思います。だから、1番でも3番でもどっちも正解だと私は思っています。
中村:いい人すぎるだろ!(笑)
澤本:そんなに慰めてくれなくていいのに(笑)。
権八:ははは!優しすぎて余計傷つくっていう(笑)。
澤本:なんかフラれた気持ちになってきた(笑)。
権八:いやいや、いい人だ、本当に優しい。