GEが創設者のエジソン誕生日に、科学で不可能とされてきた課題に挑む動画公開

発明家として知られ、ゼネラル・エレクトリック(GE)の創設者でもあるトーマス・エジソン。その誕生日である2月11日は、米国で「発明家の日」として定められている。GEは同日、グローバルキャンペーン「Unimpossible Missions」を開始し、3本の動画を公開した。

内容は、これまで不可能とされてきた課題に同社が挑む実験の模様を映像化したもの。英語では実現困難な状況を表現する際に、「ガラス瓶のなかにカミナリを捕えることのようだ」や「地獄で雪玉が溶けない(のと同じ程度の乏しい可能性)」という慣用句を用いる。また、相手が話をまったく聞かない状況のことを、「壁に向かって話しているみたい」という比喩を用いる。これらの状況を同社の科学者が再現し、GEのテクノロジーで克服できないか挑戦した。動画の制作は米国BBDO。

Catching Lightning in a Bottle「雷を瓶で捕まえる」

Snowball’s Chance in Hell「雪玉が地獄の炎で生き残る見込み」

Like Talking to a Wall「壁に向かって話しているみたい?」

日本GE マーケティング・コミュニケーション マネージャーの清水智美氏は、今回の企画の狙いについて、「多岐にわたる事業部門で培った知力や技術力を持ち寄ると、他には真似できない高いレベルのイノベーションを実現できる、という当社の強みへの理解促進が狙いです。これに加えて、創業者から受け継ぐ、不可能なものに挑戦するスピリットを描こうとしました」と話す。

米国では自社メディアに加え、若者向けニュースポータルサイトMic上の専用チャネルやSnapchat、ライブ配信アプリPeriscopeを活用し告知していく。一方で、15日に公開された日本語版は、同社オウンドメディアやYouTube広告、NewsPicks内の特設チャンネルなどで拡散を図っていく。


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