日本広告業協会主催による2015年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞が発表となった。
同賞は、同協会会員社の中で2015年に最も優れたクリエイティブワークを行ったクリエイター個人を表彰するもので、1989年設立以来、今年度で27回目を迎える。
2015年は、会員各社の選考を経てノミネートされた37名(24社)から、クリエイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、電通 篠原誠氏。KDDI au「三太郎」キャンペーンでCM好感度の歴代最高記録を樹立、広く日本国民のマインドシェアを獲得したことなどが評価された。
篠原氏は1995年4月入社で、現在43歳。電通第3CRプランニング局に在籍している。
これまでに、家庭教師のトライ 「教えて! トライさん」キャンペーン、「Try IT」キャンペーン、リクルートホールディングス 「ホットペッパービューティー」、富士フイルム「写プライズ」キャンペーン、パイロットコーポレーション 「企業広告」「アクロボール」、日本郵便「レターパック」などを担当している。
受賞を受けて、篠原氏は「この受賞をお得意さまや同じチームの仲間、そして周りの後輩や先輩たちが、一緒に喜んでくださること、とても幸せなことだと噛みしめています。正直、この受賞はラッキーだと思っています。歴代の受賞者の方々に恥じないように、今後さらに、いい仕事ができるように頑張っていきたいと思います」とコメントしている。
このほかに「クリエイター・オブ・ザ・イヤー・メダリスト」として、8名を選出している。受賞者の名前、所属は以下の通り。
表彰式は、5月31日に開催される平成28年度定時総会・記念式典にて行われる。
2015 CREATOR OF THE YEAR
篠原 誠
電通 第3CRプランニング局 クリエーティブディレクター/CMプランナー
2015 CREATOR OF THE YEAR MEDALIST
村田俊平
電通九州 クリエーティブディレクション局 CMプランナー
今永政雄
電通九州 クリエーティブディレクション局2部 クリエーティブディレクター
漆谷 浩
TBWA\HAKUHODO Disruption Lab・Group Creative Director
都築 徹
電通 中部支社 顧客ビジネス局 クリエーティブディレクター
久冨 和寿
西広 CS西広 CDセンター クリエイティブディレクター/コピーライター/CMプランナー
近山知史
TBWA\HAKUHODO Disruption Lab・Creative Director
須之内元也
博報堂DYメディアパートナーズ CONCREAT コミュニケーションデザインプラナー
橋田和明
博報堂/博報堂ケトル クリエイティブディレクター
※篠原さんが登場する『ブレーン4月号』青山デザイン会議はこちら