製薬メーカーなどに重宝されている理由
「販促品オンデマンドを開始したきっかけは、大手製薬メーカーの資材在庫管理や配送のお手伝いをしたことです」と話すのは、同社 e-オンデマンドソリューションカンパニー プレジデントの中村弘貴氏。現在、同サービスを利用する54社のうち、29社が製薬メーカーだ。
医薬品業界では薬事法改正などによる販促品の改版頻度が多く、大量に印刷してしまうと無駄になる場合がある。ただ、製薬品の場合、パンフレットの質が売り上げに大きく影響するため欠品は許されない。
そうしたジレンマを解消するために必要な量を必要な時にだけ入手できる同サービスはうってつけなのだ。
「医薬品業界だけではなく、例えば保険業界なども、商品そのものを見せられないので販促品が重要。そうした、販促品に対する価値観が近い企業に、特に重宝されています」。
同社では、これまでの知見を活かし、他業界へもサービスを広げていきたい考えだ。
3Dプリンター導入も検討いずれは全販促品を網羅する
「現在、分厚い辞書のような販促品や、名前入りノートなども印刷することができます。お客さまからいただいた声も積極的に取り入れ、印刷物の種類を増やしてきました。今後は3Dプリンターを活用し、ノベルティや什器といった立体物にも挑戦したい。ヤマトシステム開発に頼めば、販促資材は何でも手に入ると思ってもらうことがゴールです」。
また、販促資材の種類の「幅」に加えて、上流工程である販促品のコンサルや企画の部分にも携わり、「業務工程」も拡大していく。
10年以上の印刷に関するノウハウに加えて、分析システムによるデータもある同社だからこそ、より効率的で適正な販促品づくりをアドバイスすることができる。
「いつでも、好きな量を印刷できる“便利”な部分にだけでなく、各販促品の“内容”や“品質”の部分に注力しています」。
販促品の幅や、業務工程の拡大、品質の向上を通して、これからさらに進化していく。
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ヤマトシステム開発株式会社e-オンデマンドソリューションカンパニー
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