100回目の記念放送、ゲストは沖祐市さん
中村:今夜で放送100回目です!
権八:あ、そうか。それ忘れてた(笑)。すごいですね~、すぐに終わると標榜しながら。
中村:全然終わらないどころか100回ですよ。これは“すぐ終わる詐欺”に近いと。
権八:そうだね。ということは、ほぼ2年。
澤本:本当によく終わらなかったね。だって、タイトル付けたのがすぐ終わっても恥ずかしいと嫌だから、最初から言い訳しようと言ってたんだよね。
権八:はい、非常に後ろ向きな。我々の気の小ささが如実に現れたタイトル。そういう名前を付けておくものですね(笑)。
中村:それで1個問題がありまして、放送100回に向けて記念Tシャツをつくろうとなっていたんですけど、以前ゲストに来ていただいた漫画家・イラストレーターの江口寿史さんが超絶うまい絵を途中まで描いて、もうちょっと仕上げてくるよ、と言って、絵を持って帰られて、その後、音信不通になっちゃったんですよね(笑)。
権八:しかもですよ。先日、マッシュこと菊池亜希子ちゃんの回の後に、それが理由じゃないけど澤本さんは江口さんと飲みに行ったんですよね。
澤本:そうそう。江口さんが最近、展覧会をやったり、本を出したりしたから久しぶりに食事をしましょうと言って、荻窪に飲みに行ったのよ。そしたら、「今日はまだ絵が仕上がってないから行きません」って。
権八:え、絵ってこの絵!?
澤本:違う、違う。仕事が終わってないから行きませんって。だから、そこで別の人と2人で飲んで、来ないねって言って帰ってきた(笑)。
権八:編集者の方と。澤本さんが荻窪まで行って、待ちぼうけですよ(笑)。
澤本:おいしかったけどね、日本酒が。
権八:いやぁ、なかなか噂に違わぬ遅筆ぶりを発揮されてますね、江口さん。
中村:正直、めちゃくちゃうまかったので、あれでいいので。
澤本:江口さんたぶん失くしてると思うよ(笑)。
権八:女の子の絵だけ描いてくれたんですよね。シャッシャッシャと即興で。そのまわりに僕らの絵を描いてくれると、写メを撮ってくれて。そこからですね。
澤本:それがよくなかったね。
中村:僕らの絵はいらないので、江口さん、これを聞いていたら連絡ください。澤本さんのLINEか、番組のホームページまでお便りください。
一同:よろしくお願いします。
中村:そして、そんな記念の回に相応しい。
権八:素晴らしいですね。今日、楽しいですね。
中村:今回も素敵なゲストをお招きしております。世界で活躍する、日本を代表するバンド、東京スカパラダイスオーケストラのキーボード沖祐市さんです。
沖:お邪魔します! 招いていただいてありがとうございます。沖です。
中村:なぜ沖さんをお招きしたのかはおいおいうかがうとして、まずは毎回ゲストの方にお願いしている、ラジオCMの尺20秒に合わせたご自身の自己紹介をやってみていただきたいなと。
沖:いきなりこれはかなりハードな(笑)。トライします。20秒ってどれぐらいだろ・・・。
中村:テレビが15秒なので、もうちょいぐらいな感じですね。ご準備がよければいきましょう。では、どうぞ!
沖:東京スカパラダイスオーケストラは「スカ」という音楽ですね。ジャマイカで生まれた、ジャズとダンスミュージックの融合された音楽をやっております、沖祐市と申します。ピアノもオルガンも大好きです。スカパラは2千回以上ライブをやっていて、メキシコやインドネシアにもいろいろ行ってます! みんなライブぜひ来てください。
澤本:うまいじゃん!
中村:一番うまいかもしれない。
沖:自分でも何を言ったのかよくわかりませんが、ありがとうございます。
澤本:まずスカの紹介したね。
権八:ジャズと何の融合っておっしゃったんですか?
沖:ダンスミュージックですね。R&Bとか、そういった音楽の融合だと思います。
権八:かっこいいな、やっぱり。
中村:じつは今回、沖さんをお招きしたのは澤本さんだったんですが、澤本さんとはなんと小学校の同級生で。
澤本:そうなんです。とてもうれしいです、今日。
沖:いやぁ、夢のようだ。
澤本:川崎市立富士見台小学校という宮前平にある小学校があって、1,800人ぐらい生徒がいたんだよね。
沖:超マンモス校で。
澤本:そのときの小学校5年4組と6年4組の同級生で、ずっと遊んでました。
沖:親友でしたね。
権八:すごいですね。
澤本:本当にうれしくてさ。小学校の頃、大人になったら何かできたらなと思っていたのが実現するとはね。
沖:ね。小学校のときはしょっちゅう遊んでたんですけど、中学校、高校、大学、就職ぐらいまではブランクがあって、僕がスカパラやって、澤本がCMプランナーやって、お互いにやっていってる状態でまた会ったものだから、面白いというか。
澤本:パーンと飛んでたからね。
権八:さっきからどれぐらいお2人が仲良いかというと、沖さんのことを澤本さんが「おきんきん」って(笑)。