[祝・放送100回目!]スカパラ沖さんと澤本さんの小学校同級生対談が実現(ゲスト:沖祐市さん)【前編】

沖さんが人生で初めて燃え尽き症候群になったライブとは?

沖:そうですね。音楽をはじめたきっかけがスティングとポリスの両者が大好きではじめたぐらいなんですけど、そのスティングと同じステージに立てるということは本当にうれしいですね。

中村:あと、3月2日には武道館公演のライブ。「The Last」ライブがリリースされます。普通、同級生が武道館でライブやらないですからね。

澤本:見に行ったわけ。おきんきんと久々に会ってすぐにスカパラの武道館があったの。雄平が出たやつ。それを見に行って、小学校の同級生が2人武道館に立って、まわりで人が踊ってるわけ。そのときに「おきんきーん!」って叫んでいいかわからなくて(笑)。全体がスカパラの大ファンで。

権八:かっこいい世界観で。

沖:このラジオ放送をきっかけにまたおきんきんになる計画をちょっと(笑)。

中村:本当にかっこいいですからね、スカパラは。

沖:ありがとうございます。

中村:そして今回の武道館ライブは4時間超えだったと。すごいですね。

沖:そうですね。去年、武道館で「The Last」というタイトルで、解散するという意味ではなくて、そのときのムードで、今までの集大成をやり尽くそうという感じでやりまして。4時間ぐらい、いろいろなバンド、10-FEET、MONGOL800、ASIAN KUNG-FU GENERATION、亀田誠治さんもゲストに迎えてやったライブで非常に好評だったので。ちゃんと作品として、今年の3月2日にCD、DVDブルーレイとして発表することになりました。ありがとうございます。

中村:すごいですよね、これ。

沖:このときのライブは本当にすごかったなと思って。最後、やり終わって1カ月は鬱になるぐらい(笑)。

権八:燃え尽きて。

沖:燃え尽き症候群になりました。生まれて初めてなった。本当に歩くのも億劫になるぐらい燃え尽きちゃって。

澤本:あしたのジョー状態に。

沖:なった。復活するのに時間がかかりました、このときは。タイトル通りになると思っちゃいました。

権八:さっきも聞いたんですけど、「The Last」は別に最後というわけではないんですよね?

沖:ないんですけど、気持ち的には結構みんな切羽詰まっていて、次はないつもりでやるぐらいの感じでしたね。

中村:デビュー25周年のベストアルバムの名前がそもそも『The Last』というもので、さらにその集大成を4時間ぶっ通しでライブするという。

沖:去年の暮れから今年のはじまりにかけて、「叶えた夢に火をつけて燃やす」というタイトルのツアーをやったんですけど、そういった意味も含めて、一旦、やり切ったものに、全部成功なんかに火をつけてしまえ、みたいなそういうツアーをやり終えたところで。今、また2016年春に向けて新たなモードに突入して、5月2日から東北、宮城、石巻のライブハウスを皮切りにまたやります。

権八:被災地ですね。

沖:そうですね。東北中心にまわって行きます。

中村:5月からはじまる、「道なき道を行く」ツアーですね。素敵ですね。

沖:ライブバンドで楽しいです。辛いこともいっぱいあるんですけど、ぶっちゃけ。でも、ライブバンドでよかったなと思って。もともと、旅するのも好きだし、旅を続けたまま音楽をずっと聞いていられればいいなと思って、それだけは思っていたので、そういう意味では夢が本当に叶っているなという感じがしますね。

次ページ 「沖さんが宣言! 「プリンスと共演するぞ!」」へ続く

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