「はばたけ、就活生」「はばたけ、すべての女の子」−−ユニ・チャームは、生理用品ブランド「ソフィ」のブランディングを目的としたWeb動画を公開した。
ソフィのコアターゲットである18歳から24歳の女性のうち、今回の動画のターゲットは就職活動中の女子大生。彼女たちが大きな不安を抱える「就職活動」に焦点を当てている。
同社の調査によれば、女子大生の66.8%(男子は54.2%)が「現在不安に思うこと」として就活を挙げており、さらにマイナビ学生窓口の調べでは「生理がとまる」「バイオリズムが狂う」「面接前に急に生理になる」など、就活中に生理で困った経験があると答えた人は51.2%にのぼるという。
動画は、そんな“就活女子”を応援するとともに、ブランドをより身近に感じてもらうことを狙って制作された。就活で重視される面接では「自分らしさ」 をいかに伝えるかがカギとなるものの、自分の個性に自信を持てない若者も少なくない。動画では、「自分らしくいていいんだよ」「自分らしくいれば、はばたける未来は、きっと見つかる」と、悩める女子大生にエールを送る。最後に写し出される「はばたけ、就活生」「はばたけ、すべての女の子」というメッセージは、ソフィが昨年末から使用しているキャンペーンタグライン「はばたけ、わたし!」に連動している。
イメージキャラクターに起用されたのは、“就活女子”と同世代の女優・新川優愛さん。視聴者が自らを投影しやすいよう、ほかにも3人の同世代の女優を起用し、就活に臨む女子大生のリアルな姿を写し出す。
カンヌライオンズ2015で、PRをはじめとする複数部門でグランプリを受賞したP&G Alwaysの「#LikeAGirl」(Leo Burnett Toronto)や、新設されたグラス部門でグランプリを受賞したP&G INDIA Whisperの「Touch The Pickle」(BBDO INDIA Mumbai)など、生理用品ブランドのクリエイティブは、海外広告賞でも高く評価される名作が多い。
スタッフリスト
- 企画制作
- J. Walter Thompson Japan + ROBOT
- ECD
- 曽原 剛
- SCD+企画
- 麥田啓造
- アソシエイトCD+C
- 小原洋子
- SPR
- 高橋有希
- AD
- 武田亜紀
- C
- 高橋舞
- シニア ストラテジック プランニング ディレクター
- 大橋久美子
- ストラテジック プランニング スーパバイザー
- 石川洋子
- アソシエイト ディレクター
- 高橋直哉
- グループ アカウント ディレクター
- 仲條恭平
- アカウント ディレクター
- 佐野佳子
- アカウント スーパーバイザー
- 前川尚美
- AE
- 古地有希
- PR
- 芦沼智行
- PM
- 関根健、大門剛
- 演出
- 箱守恵輔
- 撮影
- 高橋慶次
- 照明
- 土井立庭
- 美術
- 小野彩香
- ST
- 三田真一(新川優愛さん)、下山さつき(サブキャスト)
- HM
- 八角恭(新川優愛さん)、佐鳥麻子(サブキャスト)
- 音楽プロデューサー
- 美登浩二(styrism)
- 編集
- 市川達也(オフライン)、加藤才弘(オンライン)
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