One to One マーケティング、成功の秘訣は「早く失敗すること」

セールスフォース・ドットコムが主催するconnections 2016は、世界中からマーケターが集まり最新のマーケティング手法を学び合い、ビジネスコネクションを構築していく場となっている。同社の新製品の他、最新の事例が発表された。米国・アトランタにて5/10~5/12の間、同イベントが開催され、本稿は2日目の基調講演の模様を中心にレポートする。

2日目の基調講演は、セールスフォース・マーケティング・クラウド社で、チーフ・プロダクト・オフィサーを務めるブライアン・ウェイド氏が行った。

セールスフォース・マーケティング・クラウド社
チーフ・プロダクト・オフィサー、ブライアン・ウェイド氏

冒頭、同氏によって1日目に発表された新製品についてアウトラインが説明されたほか、後述する事例でのオンスター社、ウェイトウォッチャーズ社、ネスレウォーター社をはじめとした企業に代表される実績が紹介された。

クロスチャネルジャーニーが好結果につながっている

続いて、各事例の詳細について、セールスフォース・ドットコムの各担当責任者と、ユーザー企業のマーケティング責任者から、プレゼンテーションがあった。

 

次ページ 「事例1)オンスター社(GM子会社で、コネクテッド・カーを手掛ける)」へ続く
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