放送批評懇談会は2日、第53回「ギャラクシー賞」CM部門の受賞作を発表した。大賞は「KDDI au 三太郎シリーズ」で、このほか優秀賞3点などが選ばれている。
対象となるのは2015年4月1日から2016年3月31日にかけて国内で放送されたテレビCMで、全国・ローカルを問わず地上波、BS、CS、ケーブルテレビのいずれかのメディアで放送された作品。
同賞は、日本の放送文化の質的向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。CM部門は1995年に「未来を示唆するテレビCM」をコンセプトに設立され、今回は前年度よりも28本少ない240本の応募となった。
シリーズCMや単独CM、あるいは地域CMと全国ネットCM 、そして15秒CMも長尺CM も同じ土俵で選考する点も同賞の特色でもある。
入賞作品は以下の通り。
※社名は広告主/広告会社/制作会社の順
大賞
KDDI au 「三太郎シリーズ」
「auスマ得キャンペーン 桃太郎とかぐや姫」篇、「au夏のトビラ・竜宮城」篇、「au夏ラインナップ 乙姫登場」篇、「auWALLET 竜宮城ポイント」篇、「auガラホ 海の声」篇、「auスマートバリュー かぐや姫の帰省」篇、「au 竜宮城ぷるぷる」篇
(KDDI/電通/AOI Pro.)
優秀賞
サントリーホールディングス PEPSI STRONG ZERO桃太郎「Episode.3」篇
(サントリーホールディングス/TUGBOAT/読売広告社/東北新社)
宮崎県小林市 移住促進シティプロモーション「ンダモシタン小林」篇
(宮崎県小林市/電通九州/ロボット)
早稲田アカデミー 企業「へんな生き物」篇
(早稲田アカデミー/アサツー ディ・ケイ/ロボット)
選奨
英進館 英進館中学部「歩く男」篇
(英進館/電通九州/ティーアンドイー)
NTTドコモ 企業 シリーズStyle’20「マシュー」篇、「アンジェリカ」篇、「山田拓朗」篇、0「ベベ」篇
(NTTドコモ/NTTアド/電通/TUGBOAT/東北新社)
大分県 おんせん県おおいた「シンフロ」
(大分県/西広/ティーアンドイー)
大塚製薬 カロリーメイト「見せてやれ、底力。」篇
(大塚製薬/博報堂/catch/AOI Pro.)
サントリーホールディングス SONG&BOSSシリーズ 宇宙人ジョーンズ「時代」篇、「恋人も濡れる街角」篇、「喝采」篇、「ヘッドライト・テールライト」篇
(サントリーホールディングス/シンガタ/ワンスカイ/電通/ギークピクチュアズ)
東海テレビ放送 公共キャンペーン・スポット「戦争を、考えつづける」
(東海テレビ放送)
内閣府 消費者保護「毎日話せば詐欺は防げる」
(内閣府/電通/電通クリエーティブX)
日清食品ホールディングス カップヌードル シリーズ「バカッコイイ」篇
(日清食品ホールディングス/電通/ソーダコミュニケーションズ)
日本中央競馬会 企業「夢の第11レース」
(日本中央競馬会/TUGBOAT/博報堂/スプーン)
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