市場調査会社のインテージは13日、東京・港区にてセミナー「マス×デジタルでマーケティングを最適化する」(協力:宣伝会議)を開催した。広告主企業のマーケティングや広告宣伝およびブランドに携わる担当者が約100人参加した。
第1部では、キリン デジタルマーケティング部 加藤美侑氏と髙柳裕行氏が登壇。「キリンが実践する統合コミュニケーションとは?~マス×リアル×デジタルの設計方法~」と題し、「氷結」のキャンペーン事例を解説した。若年層を含む新規ユーザーを獲得するために、人気漫画の「漫☆画太郎」風の似顔絵がつくれるジェネレーターや、さかなクンを起用した動画PRによって、ブランド考慮率が前年を大きく超える成果を出したことを話した。
続く第2部では、インテージ クロスメディア情報開発部長の田中宏昌氏が登壇。「その広告投資、本当に最適ですか?~Logで測る広告効果と最適化への取り組み~」と題して、テレビCMやオンライン広告の最適化を行うための考え方や具体的な手法が説明された。
最後の第3部では、第1部のキリン加藤氏と高柳氏に加え、資生堂ジャパンWeb推進室長 徳丸健太郎氏とインテージ 執行役員 MCA事業本部長兼IXT(イクスト)代表取締役社長の長崎貴裕氏を交えたパネルディスカッションが開催された。マーケティングを最適化するための取り組みについて、「店頭への影響」「テレビCM」「テクノロジーの活用」「組織体制」などについて議論した。
本イベントの詳細については、後日改めてAdverTimes内でレポートする。