アサヒ飲料は、炭酸飲料「三ツ矢サイダー」のテレビCM「渓流」編を、7月から全国で放映している。
CMの舞台は渓流。福士蒼汰さん、高田純次さん、芳根京子さんの3人が“日本の家族”として登場する。家族が自然の中であそぶ爽やかなシーンを切り取ることで、今年新たに設定したメインコピー「日本の澄みきったサイダー。」の世界観を表現した。
日本の夏らしさを感じる風景の中で家族3人が仲良く並び、「三ツ矢サイダー」を飲む姿が印象的なCMとなっている。
「2016年3月からスタートしたこのCMシリーズでは、家族の澄みきった心を描き、『日本の澄みきったサイダー。』というメインコピーの世界観を表現することを目指しました。特に今回の『渓流』篇は夏にオンエアするCMのため、渓流を舞台に、日本の夏らしさや炭酸らしいシズル感を表現しています」と担当者は話す。
三ツ矢サイダーは発売から130年以上の歴史を持つブランド。今年のコミュニケーション活動にあたっては、「三ツ矢ならではの価値」と改めて向き合い、コンセプトを設定しているという。幅広い世代から支持され、愛され続ける国民的炭酸飲料であるために、三ツ矢サイダーの独自性である「ピュアな品質」(水へのこだわり)と「日本生まれの炭酸」であることをすべてのコミュニケーションのベースに置いている。
長い歴史を持つからこそ、その過程には顧客層の変化が伴う。しかし、コミュニケーションターゲットは特定の層に限定せず、一貫して幅広い層を対象としてきた。「三ツ矢サイダーは、いつの時代も日本中で幅広い世代の方にお飲みいただいています。メディア特性に応じて、特定の世代に特化したコミュニケーションを行うこともありますが、どなたにも安心して飲んでいただける三ツ矢サイダーの品質についてお伝えする取り組みは、2004年以降続けています」(同)。
その中で、今年はコミュニケーションフレームを一新。「日本の澄みきったサイダー。」というコピーを新たに設定し、ブランドの出自である「日本」を意識したコミュニケーションを設計、三ツ矢サイダーのこだわりである「品質」の訴求にも例年以上に力を入れたという。
「日本で生まれ、日本人に愛され続ける炭酸飲料として、守り続ける部分は今後もしっかりと守りながら、お客さまに新しいニュースをお届けできるように、三ツ矢らしい挑戦を続けていきたいと考えています」(同)と話した。
スタッフリスト
- 企画制作
- 螢光 TOKYO+博報堂+AOI Pro.
- AE
- 井上健、小柳栄一郎、長野沙紀、金杉聡
- CD
- 木村透、前田康二、青木孝博
- プランナー
- 前田康二、青木孝博
- C
- 木村透、青木孝博
- AD
- 関友和
- PR
- 山崎隆之、陽智史
- PM
- 平谷泰蔵
- 演出
- 岩井克之
- 撮影
- 米田要
- 照明
- 武藤要一
- 美術
- 延賀亮
- HM+ST
- 高橋幸一、鍋田由美、池田真希
- 音楽制作
- Ongakushitsu Inc.
- 音楽制作PR
- 福島節
- 作詞+作曲+歌
- 永野亮