「バズのツボ」6つの原則と80の切り口に足りないもの
これは、「人」をメディア化するポイントを明らかにするために、ソーシャルメディア上の話題を分析し、作成した『バズのツボ」というマップです。
このマップには、3つ足りていない視点があります。
1.それぞれの要素は、人のどんな気持ちを突いているのか。
2.ソーシャルメディア以外(メール、LINE、もしくは直接の会話)では、どんな違いがあるか。
3.それぞれの伝達手段で、どういう「素材」が最適なのか。
この3点を正しく理解できたとき、はじめて「人」をメディア化する術を身につけることが出来るはずです。それは結果的に、既存のマスメディアとの相乗効果、マーケティング効果そのものを高めます。
この連載は、様々な事例を通じて、
「人」というメディア特性と、そこにあるべき“素材”を理解し、「バズ」を確かなマーケティングメソッドとして昇華させるためのプロセスにしていきます。
ALL YOU NEED IS BUZZ
マーケティングの革新は、世界の革新です。あるべきものを、あるべき人に届け、あるべきビジネスを成立させる。そのテクニックが進歩すればするほど、もっとも重要な「あるべきものを考え、つくること」に、より集中して時間を費やすことが出来るはずです。
マーケティングに携わる人だけでなく、何かコトを起こそうとしている、全ての人に向けて。
栗林和明
TBWA\HAKUHODO
1987年生まれ。上智大学経営学科卒業。専門は「バズ」。 話題の”量”、”質”、そして”精度”を高める。 過去100社以上のソーシャルメディアマーケティング、 インタラクティブプロモーション施策を担当し、直近2年で獲得映像再生数は8500万回超。主な担当作品は縦型スマホジャックMV「RUN and RUN」、日産自動車「Intelligent Parking Chair」「#猫バンバン」、オーストラリア政府観光局「GIGA Selfie」、AKB48「LOVE TRIP」MV、「COGY」ブランドムービー、サントリー「忍者女子高生」、など。 カンヌライオンズ Gold、BOVAオンライン動画コンテスト Grand Prix、メディア芸術祭審査員特別賞、電通賞最優秀賞、ACC Silverなど