Step3 ナレーションとト書きによる「脚本」提出
7月8日、下村さんから脚本第1稿完成の連絡が入り、メールでデータが届きました。
こちらが届いた脚本です。
左側にナレーターが読み上げる脚本原稿(Script)が、右側にそれに対応してどのようなイラストが表示されるのかがト書き(Visual)で書かれています。
simpleshowの動画は、ナレーションに沿ってイラストを登場させる仕様のため、このように脚本を先に確定させ、その後絵コンテを設計するという流れになっているとのこと。
まず目についたのが、冒頭に出てくるこの「情報の操り人形」。繰り糸の先に4誌(宣伝会議、ブレーン、販促会議、広報会議)の頭文字がぶら下がっています。自在な情報収集をイメージしているといいます。意外な例えでしたが、確かに直感的なイメージとして頭に入って来そうですね。
そして、主人公は「お菓子メーカーのマーケティング部で働くカナさん」。
・・・カナさん? 主人公は男性なのではと考えながらページをめくると、
「広告会社のヒロさん」が登場。下には、「悩めるマーケターを女性に、教える広告のプロを男性にしました」という説明が。なるほど、2人と言っても単なる「男女」ではなく、「広告主」と「広告会社」という2つの立場の人を、「教える」「教えられる」という関係にしたんですね。
物語は、ヒロさんがどうデジタルマガジンを使っているかを紹介しながら、カナさんがデジタルマガジンの魅力を理解し申し込み、そのおかげで企画書の説得力をパワーアップさせ、社長プレゼンを無事クリアしてキャンペーンを成功させるまでを、一連のストーリーで描きます。
そのストーリーの中で、最初の質問票で「書き過ぎ」のように思えたポイントが、ほとんどすべて入れ込まれていたことに驚きました。「複雑なトピックでも3分以内で」って、こういうことなんですね。
数カ所、細かく気になった部分をフィードバックし、ここまでのステップは完了です。