エビ中がコピーづくりに挑戦!コピーの書き方、基本の「き」を教えます。

いよいよ、読売中高生新聞の課題に挑戦

講義とトレーニングを踏まえて、いよいよ課題に挑戦。実際に読売中高生新聞を手に取り、ページをめくりながら課題に向き合い、4人がそれぞれ生み出したコピーは、次のとおりだ。

実際に新聞を手にしながら、課題に取り組む4人。

 

 

「果たし状 世の大人様」
—安本彩花(写真右から2番目)
<企画意図>中高生は反抗期で、先生や親に対して言いたいことがある。そんな気持ちを意識して、新聞を読んでたくさん世の中のことを知り、大人たちに対抗するイメージです。大人をぎゃふんと言わせたい子どもたちのためのコピーです。

「毎日を冒険しよう」
—柏木ひなた(写真右端)
<企画意図>冒険も、いろんな場所に行って、ワクワクしながらいろいろなものを見る。新聞には毎日新しい情報が載っているので、今日はどんな情報が載っているのかワクワクしながら読んでもらえれば楽しくなるのではと思いました。

「見て考え学ぶ 明日からその口が閉じられなくなる」
—中山莉子(写真左から2番目)
<企画意図>新しく知ったことは人に話したくなる。新聞にはいろいろな情報が載っているので、読めばまわりと話したくなってしょうがなくなるイメージでつくりました。

「新しい情報が聞こえる」
—小林歌穂(写真左端)
<企画意図>新聞は「新しい」と「聞こえる」という漢字の組み合わせなので、「新しい何が聞こえるんだろう」と考え、コピーを思いつきました。若い子がいつも音楽を聴く感じで、新聞を手軽に読んでもらえば、新しい情報がたくさん身につくかなと思いました。

宣伝会議賞「中高生部門」の応募者と、まさに同世代の4人。渡辺さんは「若い世代ならではの斬新な切り口でコピーを考えてくれて、とても新鮮で新しい取り組みだった」と話し、この日がコピーづくり初体験だった4人の作品の出来に感激した様子。「僕は、『言葉が世の中に出ることで、ちょっとでも世の中がよくなったらいいな』と考えながらコピーを考えています。自分の言葉と向き合うことは、とても楽しいこと。人生が豊かになり、毎日に興味が増えていく。そして、言葉を大事にできる人は、人を大事にすることができると思います」と、自身の“コピー観”を伝え、講義を締めくくった。

 

 

今年、宣伝会議賞は「中高生部門」と「一般部門」の2部門で、作品応募を受け付けています。どちらの部門でも、コピーの考え方・書き方の基本は変わりません。コピーに興味が湧いた方、また興味はあったけれど書いたことがなかった方も、本記事の「コピーの授業」の内容を参考にしながら、ぜひ奮ってご応募ください。一人ひとり異なる、応募者の皆さんならではのアイデアをお待ちしています。

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応募方法や今回の課題37点、審査員一覧などを掲載している『宣伝会議』10月号は9月1日より好評発売中です!

宣伝会議賞についてもっと知りたい方、また応募してみたい方は、月刊『宣伝会議』10月号、および宣伝会議賞公式サイトをご覧ください。

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