日本雑誌広告協会が主催する第59回日本雑誌広告賞の受賞結果が20日に発表され、経済産業大臣賞にはマツダの「Be a driver.2015」、総合賞には資生堂が選ばれた。広告賞運営委員会特別賞にはトヨタマーケティングジャパンが選ばれた。
マツダの「Be a driver.」は、「走る歓び」を提供するという開発思想に基づくブランドキャンペーン。ドライブの楽しさを写真で表現した広告で、「シズル感があり、数多くの純広の中で際立っていた」という。
選考対象は2015年7月1日から2016年6月30日に掲載された雑誌広告で、日本雑誌広告協会加盟の出版社から3580点の応募があった。選考会を経て266点を選出し、その後審査委員9人による審査で入賞作品が決定した。審査委員長はアートディレクター/イラストレーターの長友啓典氏が務めた。
表彰式は11月8日に都内で、発表会は11月16日に大阪市内で開催する。2017年3月2日から3月25日まで、東京・汐留のアド・ミユージアム東京で入賞作品展を開く。
主な入賞作品は以下の通り(広告主、商品名またはテーマの順)。
経済産業大臣賞
・マツダ/Be a driver.2015
総合賞
・資生堂
広告賞運営委員会特別賞
・トヨタマーケティングジャパン
第1部 金賞
・キユーピー/キユーピーマヨネーズ
・ゴールドウイン/ザ・ノース・フェイス
・エルメスジャポン/DANS L’OEIL DU FLÂNEUR フラヌール – そぞろ歩きのまなざし
・エールフランス航空/Paris
第2部(タイアップ広告) 金賞
・シュゼット/アンリ・シャルパンティエ 記憶に残るスウィーツづくり
・資生堂/マキアージュ
・CLUB21JAPAN/rag&bone
・パナソニック/衣類スチーマー
・ネスレ日本/ネスカフェ ドルチェ グスト
・Netflix/Netflix Theaterへようこそ
第3部(シリーズ広告) 金賞
・虎屋/季節の羊羹
第4部(マルチプル・特殊加工広告) 金賞
・シャネル/ファイン ジュエリー
第5部(小スペース広告) 金賞
・エスビー食品/スパイス&ハーブ
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