バイラル動画を成功させる秘訣をAOI Pro.の加藤久哉さんに聞いてみた

はたして、オンラインムービーは飽和しているか。

—いろいろな企業や自治体などが、ここ1~2年、オンライン動画に積極的にトライしています。世の中にオンライン動画の数が多くなっていくにつれて、突き抜ける動画が作りづらく、飽和状態になってきているという人もいますが、加藤さんはどう思いますか?

「増えてきていると思いつつ、受け皿も広がっていると思います。密度はまだ上がりきってないと思う。むしろまだどんどん増えるんじゃないかなと。おじいちゃんとかもスマホを持つようになったし、オンラインビデオを見ようとする人口自体が増えていって、作る数も増えてはいるけど、見きれないほどではないというか…。コンテンツのクオリティは、ヘルプ動画とかも含めて、もっと高まっていくと思います」

鬼ムービーの学び④
突き抜けるHeroムービーに加えて、まだまだ成功事例が少ないHubやHelpにこそ、これからの可能性があるのではないか。思わず見たくなるレシピ動画、楽しく分かりやすく見られる説明書ムービー。ECサイトの無数にある商品写真も、すべて動画に置き換わる日も近いかもしれません。そのときに、いかにその分野の動画で成功事例をつくり、メソッドを確立できるか。オンラインムービーの地平は、むしろどんどん広がっている、そう感じました。

今回のインタビューを通じて、制作の現場からエージェンシーだけでなくクライアントをも見据えて、世の中に確実に刺さるクリエーティブを実現し続けている加藤さんのお仕事について、その打率の高さの秘訣を垣間見ることができました。

次回は、事業主、僕たちにとってはクライアントにあたる皆さまが、どのような考えでオンラインムービーを捉えているのか、聞いてみたいと思います。

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眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)
眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)

オンライン動画を中心に、最適かつ先進的なコミュニケーションをプランニングから制作・PDCAまで担う専門チーム。クリエーティブ、PR、メディアを中心に各部門からデジタル領域の知見を持つスタッフがグループ横断で集結している。名前には、鬼ヤバい・鬼泣ける・鬼かわいいなど、オンライン上の動画を楽しむ世代が使用する「鬼」という言葉に着目し、鬼○○な動画を生み出すチームという意味を込めている。

眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)

オンライン動画を中心に、最適かつ先進的なコミュニケーションをプランニングから制作・PDCAまで担う専門チーム。クリエーティブ、PR、メディアを中心に各部門からデジタル領域の知見を持つスタッフがグループ横断で集結している。名前には、鬼ヤバい・鬼泣ける・鬼かわいいなど、オンライン上の動画を楽しむ世代が使用する「鬼」という言葉に着目し、鬼○○な動画を生み出すチームという意味を込めている。

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