女子大生になって「JKの制服のパワー」に気がついた(ゲスト:椎木里佳さん)

女子大生になって女子高生の制服のパワーに気がついた

椎木:そうですね、だんだんという感じですね。「JCJK調査隊」をやろうと思ったきっかけはサイバーエージェントさんに最初のお仕事をいただいて、業務提携をして、よくお話をさせていただくようになったことで。たとえば、「女子高生から見て、これどう思う?」って、女子高生としての意見を求められるようになったんですよ。それまでは自分が中3で起業したことや女子高生で社長なことに対してすごいと全く思ってなくて。

それは当事者だからかもしれないんですけど、そこに価値をあまり感じてなくて。まわりの人が「すごいね」「絶対その年代、その歳を利用したほうがいいよ」と言ってくれるようになってから、自分がこの歳を利用して、何かやろうと思うようになりました。それからサイバーエージェントに入ってやるというよりは自分の会社でやったほうがいいと思って、自分の会社で新しく事業を立ち上げたという感じです。

中村:じゃあ、わりと女子高生や女子大生など、今の自分だから見える目線みたいなものを武器にしている感じなんですかね?

椎木:そうですね。今の時点ではそうです。

権八:これまでは女子高生、JKの感覚だったけど、これからは大学生だから、大学生はこんな感じと話していくと。インタビューで「アラサーになったらアラサービジネスをしていく」とおっしゃっていたのも見たんですけど、その感じでいこうと思ってますか? 究極的にはシルバー世代になっても、今のシルバー世代はこうだからみたいなことでやっていくという。

椎木:そこからちょっと変わって、女子高生時代は女子高生じゃなくなったら、女子大生ビジネスというか、女子大生マーケティングをやろうと思ってたんですけど、いざ女子大生になってみると、女子高生のすごさというか、制服のすごさというのを肌で感じて。

中村:制服のすごさ?

椎木:あまりかわいい子じゃなくても制服着ると、すごく可愛く見えたりとかするんですよ。

権八:それってどういうこと?

椎木:制服フィルターがかかるんですよ。制服パワーというか、女子中学生、高校生の制服パワーはすごいと思って。なので、女子大生よりも女子中高生の持っているパワーの方が社会を動かすと思ったので、大学生になったいまでも女子中高生のことを事業としてやってます。女子大生のことは一切やってないですね。

澤本:あ、そうなんだ。

権八:でも、まだ18歳でしょ。また10年後とかに全然違う人になってそうな気もするな。だって、僕らも18歳のときと変わりましたよね。

澤本:18歳のとき、俺は何者でもない。

権八:もっと言うと、性格も変わる気がする。吸収力がありそうだし、どんどん素敵なふうにね。

中村:今後はどんな活動や事業をしていきたいですか?

椎木:女子中高生のことはもちろんなんですけど、上場というゴールがあるので、それに向けて動いていきます。今のままだと絶対に上場できないと思っているので、あと4年ですね。約4年しかないので、それに向かって子会社をつくったり、そういうことも考えたりしています。

中村:子会社…言うことがいちいちすごすぎて、うまくレスポンスできない(笑)。

権八:だって、人生で一度も子会社をつくろうと思ったことがないから(笑)。

澤本:ない。

中村:ありがとうございました。今夜のゲストは株式会社AMF代表取締役の椎木里佳さんでした。
 
椎木:ありがとうございました。

<END>

構成・文 廣田喜昭

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