常盤薬品工業のせき止め薬(第3類医薬品)「南天のど飴」は、お笑いコンビの南海キャンディーズを起用したWeb動画「南天キャンディーズの痛快通販」を10月11日公開した。
CMでは、架空の通販番組を舞台に、「“南天”キャンディーズ」が「南天のど飴」をモチーフにした「南天ネックレス」を痛快なトークで紹介する。
Web動画は、平日午前7~10時に専用フリーダイヤル「0120-117(イイナ)-710(ナンテン)」に電話をかけると応募できるプレゼントキャンペーンと連動している。電話をかけ、音声ガイダンスに従ってクイズに答えて正解すると、“運がよければ”コールセンターにつながり、「南天のど飴54錠(1缶分)」をモチーフにした、ブラックオニキス素材のネックレスが抽選で1名に当たる。
通販番組ではおなじみの、フリーダイヤルとコールセンターをエンターテインメント化した、今回のキャンペーン。その狙いは、大きく2つあるという。ひとつは、動画の視聴からプレゼントキャンペーンへの応募まで、Web上で完結するのが常識とも言える昨今、応募のためにWebからあえてリアル(電話をかける)へ誘導するというギャップの面白さを打ち出すこと。もうひとつは、電話をかけて「声・のどを使う」という体感を通じ、ブランド理解につなげることだ。
今回のキャンペーンのターゲットは、医薬品の主な販売チャネルであるドラッグストアの主要顧客層、30~40代の女性に設定。ターゲットへ最適なアプローチをするため、テレビCMとは異なる、Webならではのユニークな動画コンテンツ、インタラクティブな仕組みが必須だと考えたという。
「SNSも活用しながら、ターゲットへのリーチと拡散を効果的・効率的に行えることから、Webを中心とした施策を打ち出しました。南海キャンディーズさんを起用した理由は、ターゲットからの認知・人気があることに加え、『南海キャンディーズ⇔南天のど飴』というブランド名とコンビ名がマッチしている点に注目しました。また、最近はそれぞれのソロ活動が増えていた中、久しぶりに二人揃って広告キャラクターになるという話題性もあると考えたためです」と常盤薬品工業の担当者は話す。
動画の再生数は順調に伸び、SNSを中心にポジティブな反響が多く見られるという。「“受付時間が短すぎる”ロンリーワンコールセンター(平日朝7~10時、コールセンター)に、実際に電話してくれる方がいるのか半信半疑でしたが、毎日コンスタントに電話をいただいています。電話したくてもできない方の受け皿として用意したWeb受付は、その存在を大きく告知していませんし、当選者は1名と条件のハードルも高いのですが、動画の公開直後から予想以上に多くの応募が寄せられており、驚いています」(同)。
「のど飴といえば南天のど飴」と言ってもらえるようなブランドを目指し、今後も「南天のど飴らしい」プロモーションを打ち出していく考えだ。
スタッフリスト
- 企画制作
- 大広+ビービーメディア+面白法人カヤック+大広ONES+メタフェイズ
- CD
- 來住貴宏
- 企画
- 野村真吾
- CAS
- 堀江美智代
<WebCM>
- PR
- 姥山華子
- PM
- 渡邉麻美
- 演出
- 佐久間陽
- 撮影
- 渡部哲也
- 照明
- 中島隆夫
- 美術
- 秋元博
- アニメーション
- 楊暁東
- 編集
- 佐久間陽、豊島百合子
- ミキサー
- PTHREE
- 録音
- 宗義純
- サウンドエフェクト
- 金成謙二
- ST
- 二見綾子、山田隆太
- HM
- 加藤カロリネ
- タイトル・構成デザイン
- 三橋桃子
- 出演
- 南海キャンディーズ
<Web>
- Web企画
- 北川尚宏、高橋祐司、戸塚翔三
- PR
- 小林尚規
- デザイナー
- 山田恵里
<キャンペーン>
- PR
- 吉年海
- テクニカルプランナー
- 大橋英永
- 運営ディレクター
- 北村雄大、岩田恵美
- プレミアム制作管理
- 初谷健治
- NA
- 光川真由
- オペレーター管理
- 中野仁紀
- オペレーター
- 光川真由、沢木梨央、佐藤愛、新井美由希
ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター