AKB48のYahoo!ニュースに挿入写真として使われたことも
Mika:そもそも私たちは脱サラをして、その後、音楽活動を1年ぐらいやってたんですけど、全然広がらなくって。それを見かねた事務所社長が「脱サラしてまで活動してるのに、そんなにお金なくてどうすんの?」ということで、無茶振りで広告関係の方に「この子たち、お金ないし、予算もないんだけど、何か有名にしてくれない?」と言ったら、「無料だったらまぁまぁ広がるんじゃない」という話が出て。だから、まずは名前を広げようと。
権八:でも、ずっとそれでいくわけにもいかないよねぇ。
Rika:いずれ広がったら有料になっていきます。
中村:なるほど。ここからは有料ですと。
澤本:じゃあ今のうちだ。
Mika:私たち的にはずっと無料でいいかな、ぐらいの。
中村:動画もあるんですか?
Rika:ちょこっとだけありますね。
中村:じゃあ動画をCMの素材に使っても無料?
Mika:無料。全然オッケーです。
中村:無料だけど、「本人たちに出て」と言ったら有料ですよね?
Rika:サイトにあがってないものだと、違うものを撮ることになるので。
澤本:じゃあサイトにあがってるものを使って、勝手に誰かがアテレコとかするのは無料?
中村:犬のお父さんみたいに(笑)。
Rika:使い方は何でもオッケーです。どんな加工もオッケーなので。
澤本:そしたら、そういうところ出てくるよね。
Rika:えー、使ってほしいです。
澤本:でも、自分の意図と全く反することを言わされるんですよ。一生懸命歌ってても「うちの豆腐買ってね」みたいな。
Mika:そういうの面白いです(笑)。
権八:どうなんですか、広まり具合のご自分たちの感触としては?
Rika:想像以上ですね。自分たちが「こういう風に使ってもらえるかな」と思っていた以上のことで使ってもらっていて。たとえば、2人でTVを見ていたら、TVの部屋の中のインテリアの雑誌の表紙に写真が使われていたり。
澤本:あー、なるほど。
Rika:あとはネットのバナーでも、「あ、いた!」みたいのはありますし。この前はYahoo!ニュースにAKB48さんのニュースがあがってたんですけど、そのAKBさんの写真に私たちが使われたんですよ。
澤本:えっ、AKBじゃないのに?
Rika:はい、AKBじゃないのに使われていて。
中村:挿入写真、イメージ写真として?
Rika:そうです。そういう面白い感じに使われてるよね。
Mika:そうだね。あと、フリー素材やる前までは街を歩いていても、絶対に声をかけられることもなかったんですよ。でも、これをはじめてから、「あ、無料の子たちだ」「見たことあるー」って言ってくれるようになって。あー、街で声かけられたみたいな感動がありますね。
権八:芸能人になってきたということだね。
Mika:「無料の子たちだー」って言われてるんで、芸能人ではないんですけど(笑)。