先に脱サラをしたMika。「Rikaに脱サラを語ってほしくない」
Rika:カラーは違いましたね。共学です。
中村:Mikaちゃんは成城大学だよね?
Mika:Rikaのほうが成城で、Mikaは法政です。
澤本:そう聞くとちょっと(笑)。理解した。
Mika:だから、その頃が人生最大で一番似てなかったです。服装も性格も話し方も差がどんどん大きくなってきたのがその頃でした。今はだいぶその差が縮まってきて、またちょっと似てきた。
Rika:うん。最近、「似てきたね」って言われます。
澤本:就職してから、ヒップホップをやりたくて2人一緒に会社を辞めたわけですよね。どうして急に辞めたんですか?
Mika:私が最初に辞めたんですけど、活動してると会社にバレていくんですよ。会社って副業禁止で結構うるさいじゃないですか。大きな会社だったこともあって、人事の人が怖くって、めちゃくちゃ呼び出されて、「もう芸能活動をしません」という誓約書を書かされたぐらいだったんです。「やるんだったら会社辞めます」みたいな怖い誓約書を書かされて。でも、書いたけどやっちゃっていて辞めましたね、変なタイミングで。
澤本:いきなり辞めたんですか?
Mika:いきなり辞めましたね。もう、いいわって言って。
Rika:私は真面目なサラリーマンだったのでMikaよりちょっと長く働いていて。ただ、平日夜にライブが入ったりするんですよ。今日はライブがあるから早く仕事片づけなきゃと思いながら仕事するんですけど、システムトラブルが起きて、帰れないってなったときに、「ライブとトラブル、どっちだ・・・ライブだ!」って帰ったりしてたんです。それでみんなの目がどんどん白くなってきて。私は隠すようにしてたんですけど、MikaがSNSで「これがライブだよ」ってあげちゃって、それを見られて。そういうのもあってやばくなってきて、それでどっちにしようかな、というときに、こっちかなと辞めました。
中村:そうか。両立できないものなんですね。
Rika:両立は難しいですね。でも、Mikaはできたんじゃない。9時5時しか働かないから。
一同:笑
Mika:本当に失礼なんだけど。
Rika:いけるでしょ。7時からライブ行けるじゃん。5時で終わってさ。
Mika:だから、話聞いてた? 「副業禁止だったから」って、わかる? Rikaはズルいんですよ。脱サラって怖いものなんですよ。私が脱サラをして、脱サラをしたらどうなるかっていうことを様子見てたんです。
一同:笑
Mika:たまに聞いてくるんですよ。「お金どれぐらいなくなった?」って。私の様子を見て、ちょっとずつ活動が増えてきたときに辞めたので。かなり脱サラ楽じゃなかった?
Rika:あのね、楽だった。Mikaはそういうこと言いながら、いきなり辞めすぎなんだよ。何も決まってないのに。
Mika:私はRikaに脱サラってことを言ってほしくないもん。
Rika:Mikaが何も決まってないときに辞めたから、2人でご飯行くと、絶対私が奢ってあげて。そのときは「脱サラして、こういうのができるのはRikaのお蔭だ」って言ってたのに、今となっては「ズルい」「自分の様子をうかがって」みたいなことを言うんですよ。
Mika:いいよ、それ以上言わなくて。イメージ悪いから。
一同:笑