読売広告社は10月26日、東京から50キロ圏内に住む生活者を対象に実施した「街」「住まい」に関する意識調査の結果を発表した。街を評価する要素(シビックプライド指標)を「愛着」「共感」「誇り」「住み続けたい(居住意向)」「人に勧めたい(他者推奨)」として、ポイントが高かった順にランキング化したもの。住みたい街として人気が高い吉祥寺がある武蔵野市(東京)が「愛着」「人に勧めたい」で1位を獲得した。「愛着」は2位が渋谷区(東京)、3位が習志野市(千葉)、「人に勧めたい」は横浜市都筑区(神奈川)、北区(東京)と続く。
「共感」では東京都に隣接する戸田市(埼玉)が1位になり、武蔵野市(東京)、横浜市都筑区(神奈川)が2位・3位にランクイン。「誇り」では歴史遺産が多く「古都」とも称される鎌倉市(神奈川)の後に、武蔵野市(東京)、藤沢市(神奈川)が続いた。ほかにも、「住み続けたい」では平均所得が多く、高級物件も多いセレブなイメージが強い港区(東京)が1位になり、2位は鎌倉市(神奈川)、3位は渋谷区(東京)となった。
本調査はビデオリサーチ社が提供するシングルソースパネルを活用。調査対象は東京50キロメートル圏内に住む12歳~69歳の男女4800人。