HUB動画、HELP動画を制するものはオンライン動画を制す!?

「HELP」動画のポイント → 生活者の味方であり続ける

さぁ、いよいよ3HのラストであるHELP動画です。これはその名のとおり、購入検討時や購入後の「お助け役」。生活者の疑問や不安に対して、的確な“答え”を提供することで、企業と生活者との間に強固な関係を築くのです。「まさに、これを知りたかった!」「こんなことまで教えてくれて、親切なブランドだなぁ」。生活者にそう思ってもらえたら、万々歳。でもどうしたら、そんないい関係に発展するようなHELP動画をつくれるのでしょうか。

前出のViibarさんは、HELP動画も得意で、いろんな事例を手がけられているとのこと。そこで、これまたぶっちゃけ、千葉さんに聞いてみました。

—HELP動画をつくるときに意識していることは何ですか?

「当社で“How to動画“、”Persuasion動画“と呼んでいるものが、いわゆる3HのHELP動画にあたると思います。“How to動画”は、『ワイン 空け方』『髪 結び方』『犬小屋 作り方』などの、複数の単語を組み合わせて検索されるような、生活の中で生じる“一般的な疑問に対する回答動画”のことです。これまで生活者の疑問に対する回答は、Yahoo!知恵袋に代表されるようにテキストで示されることが主でした。でも、動画のほうが視覚的な説明力が高く、生活者にダイレクトな回答を提供できると思いませんか?」

—確かに、商品の使い方レビューや、より高度な活用方法などの説明や紹介は、テキストだけよりも、写真や動画を使ったほうがわかりやすい印象です。商品・サービスそのものをテーマにするのではなく、関連するテーマや、その業界や商品界隈に対して、誰もが抱くだろう“素朴な疑問”を動画のネタにすることで、『検索』という、“知りたい欲”が形になろうとする“瞬間”をブランド認知の“きっかけ”に変えてしまうというわけですね。

「そうですね。生活者が検索するであろう疑問を予測し、動画を使って最適な答えを提供することで、検索エンジンの上位表示を狙うことだって夢じゃありません。『動画によるコンテンツSEO』というわけです。もちろん、“How to動画”内に商材が直接登場する場合には、商品に対する理解向上や、購買への誘導も可能です」

例えば千葉さん曰く、こんな事例とのこと。

NTT西日本「マイナンバー制度と対策」

マイナンバーが導入された時期には、検索上位に。累計再生回数は約113万回。

—一方、Persuasion動画は、どんな動画を指していますか?

「特定の商品に紐づく疑問・不安を解消する動画のことですね。特定の携帯の機種の使い方や、商品・サービスの説明動画、商品やサービスを使ってみたユーザーのレビュー動画などがこれにあたります。これらを生活者の購買までの導線に配置することで、情報不足を補い、不安を取り除いてあげることを目的としています」

—なるほど! 購買までに生じる疑問や不安を解消してあげる動画をつくることで、コンバージョンを高めるんですね?

「そのとおりです。既に検討を始めている人が視聴ターゲットなので、他の動画活用のパターンと比べてエンタメ要素は少なくても構いません。その代わり、商材を買うかどうかを決定するのに必要な情報を、分かりやすく、かつ信頼感を持ってもらえるように提供することが重要です。自社サイト等の既存コンテンツでは伝えきれていない情報や、生活者が不安に感じるポイントを特定して、的確にそれを表現する必要があります」

Roland「THE TRAINING – BASIC DRUM – 」

購入後に継続できるかという不安に答えるガ</イド動画を複数パターン制作し、不安解消と購買の決め手の一助に。

—いろいろと教えていただき、ありがとうございました!!

Viibar式「SHHIP」動画分類の特徴まとめ

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眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)
眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)

オンライン動画を中心に、最適かつ先進的なコミュニケーションをプランニングから制作・PDCAまで担う専門チーム。クリエーティブ、PR、メディアを中心に各部門からデジタル領域の知見を持つスタッフがグループ横断で集結している。名前には、鬼ヤバい・鬼泣ける・鬼かわいいなど、オンライン上の動画を楽しむ世代が使用する「鬼」という言葉に着目し、鬼○○な動画を生み出すチームという意味を込めている。

眞鍋 亮平/鹿間 天平/根本 陽平(鬼ムービー)

オンライン動画を中心に、最適かつ先進的なコミュニケーションをプランニングから制作・PDCAまで担う専門チーム。クリエーティブ、PR、メディアを中心に各部門からデジタル領域の知見を持つスタッフがグループ横断で集結している。名前には、鬼ヤバい・鬼泣ける・鬼かわいいなど、オンライン上の動画を楽しむ世代が使用する「鬼」という言葉に着目し、鬼○○な動画を生み出すチームという意味を込めている。

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