日本地域情報振興協会は12月2日、全国各地のタウン誌やフリーペーパーを表彰する「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2016」の授賞式を開催し、202誌の中から各部門の最優秀賞および大賞を発表した。
大賞は長崎県の有料情報誌『季刊誌らく(樂)』と埼玉県川越市のフリーペーパー『kawagoe premium』の2媒体が受賞。企業誌部門の最優秀賞には、コープさっぽろ(北海道)が発行する広報誌『Cho-co-tto(ちょこっと)』が選出された。
同賞は2011年から開催され、全国各地に約3000誌あるとされるタウン誌、フリーペーパーの実績や活動、地域経済活性化に貢献している存在価値を広く知らしめることを目的とする。今回は新たに「タウン誌部門」を新設し、既存の「観光部門(観光庁長官賞)」「グルメ部門賞」などを含む計11部門を表彰している。
6回目となる今回のエントリー数は、自治体広報誌や観光情報誌を含めると全202誌(昨年276誌)。10月1日から11月13日の間に募集した「読者投票部門」の総投票数は、11万4632票となった。
各部門の入賞作は以下のとおり。
【大賞】
イーズワークス(長崎)『季刊誌らく(樂)』(有料)
櫻井印刷所(埼玉)『kawagoe premium』(無料)
【観光庁長官賞】
ブレイブクリエイト(広島)『旨い!広島・宮島 』
【グルメ部門賞】
仙台マーチング委員会(宮城県)『仙台朝市通信』
【ライフスタイル部門賞】
北海道アルバイト情報社(北海道)『いいね!農style』
【コミュニティ部門賞】
MAYUMI DESIGN(茨城県)『茨女』
【ビジネスモデル部門賞】
原印刷(愛媛県)『COCOROE(ココロエ愛媛)』
【企業誌部門賞】
生活協同組合コープさっぽろ(北海道)『Cho-co-tto』
【新創刊部門賞】
ケモノート編集部(福岡県)『KEMONOTE』
【海外媒体部門賞】
Data & Communique Express(タイ)『DACO』
【タブロイド部門賞】
インクルーブ(神奈川県)『MiSMO』
【タウン誌部門賞】
該当なし
【まるごとにっぽん賞】
総合商研(札幌)『JP01(ジェイピーゼロワン)』
【読者投票部門】
こいけやクリエイト(愛知県)『耕Life』
【特別賞】
サンマーク(熊本県)『ナッセ熊本』
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