Facebookは自動車会社のマーケティングにどう役立つのか、購買ファネルで分かりやすく解説

3.行動

そしてパーチェス・ファネルの「行動」のステージには、2つの広告商品があります。

1つ目は「リード獲得広告」です。スマートフォンはPCと比較するとディスプレイが小さいこともあり、フォーム入力に時間がかかりがちです。そこでリード獲得広告では、実名性のFacebookならではの強みを活かし、名前や電話番号といった基本情報が自動的に入力されるようにしてユーザーの手間を最小限に減らしました。そのため企業は通常よりも高い確度でリードを獲得できる仕組みになっています。

そして2つ目が、特定の場所を訪問したユーザーのみに広告を出せる「近隣エリア広告」です。例えばあるディーラーは、店舗の半径5キロ以内にいるユーザーのみに広告を出しました。特定のロケーションに基づいて広告が出せるため、アクションを起こす可能性が高いのです。

4.CRM

そしてファネルの最後の「CRM」の段階では、「カスタムオーディエンス」と「類似オーディエンス」という商品があります。カスタムオーディエンスでは、既存顧客データとFacebookユーザーデータを照合し、抽出したターゲットのみに広告を出す(または出さない)ことができます。

昨今の自動車のマーケティングにおいて、買い替えサイクルが長期化しているため、ビジネスチャンスをとらえることが、より一層重要になっています。そこで「過去3カ月間で試乗したことがあるユーザー」「資料請求したことのあるユーザー」「買い替えのタイミングにあたるユーザー」などをメールアドレスや電話番号で抽出し、特定のターゲットにメッセージを配信することができます。

一方の類似オーディエンスでは、既存顧客のデータを活用して、その顧客と同じ価値観や趣味嗜好を持つユーザーに広告を出すことができます。つまり、潜在顧客に対して改めて自社の商品やサービスを「認知」させて、顧客をファネル内に呼び込むことができるのです。

以上が、Facebookのフルファネルでのマーケティングプラットフォームになります。繰り返しになりますが、我々は“人ベース”であるため、一人のユーザーを「認知」から「行動」まで動かせることが最大の強みになっているのです。



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