日本アド・コンテンツ制作協会(JAC)は12月22日、「JAC AWARD 2016」の結果を発表した。
審査委員長の中島信也氏(東北新社)以下、ディレクター部門5人、プロデューサー部門およびプロダクションマネージャー部門5人からなる計11人の審査員が審査を行った結果、プロデューサー部門では12社・29人の応募者の中から5人がファイナリストに選出され、うち3人が最高賞の「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。プロダクションマネージャー部門では14社・48人の中から7人が、ディレクター部門では15社・28人の中から5人がファイナリストに選出され、それぞれ1人が最高賞の「プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤー」「ディレクター・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
「リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」にはAOI Pro. の佐藤一樹氏、ピクトの白石道彦氏、ティー・ワイ・オーの西原正浩氏、「リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤー」にはAOI Pro. の中村拓人氏、「リマーカブル・ディレクター・オブ・ザ・イヤー」にはピクトの佐藤圭氏が選ばれた。
受賞結果は以下のとおり。
【プロデューサー部門】
※対象:35歳以下(もしくはプロデューサーとしての経験年数が5年以下)のJAC会員社社員
リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(3人)
◎佐藤一樹(AOI Pro.)
主な作品: ポケモン Pokémon GO 「『Pokémon GO』 初公開映像」 https://
◎白石道彦(ピクト)
主な作品: TOYOTA AQUA 「日本のハイブリット」篇
◎西原正浩(ティー・ワイ・オー Camp KAZ所属)
主な作品: 「Brushing Up」(ADFEST2016 ファビュラスフォー選出時の作品)
ファイナリスト(2人)
◎福原健司(AOI Pro.)
主な作品: KDDI au 「春のトビラ・みんながみんな英雄」
◎原沢優太(ティー・ワイ・オー TYO drive所属)
主な作品: パナソニック「Life is electric」
【プロダクションマネージャー部門】
※対象:28歳以下(もしくはプロダクションマネージャーとしての経験年数が5年以下)のJAC会員社社員
リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤー(1人)
◎中村拓人(AOI Pro.)
主な作品: KDDI au 「春のトビラ・みんながみんな英雄」
ファイナリスト(6人)
◎斎藤力也(AOI Pro.)
主な作品: 大塚製薬 カロリーメイト「見せてやれ、底力。」
◎潮田龍一(太陽企画)
主な作品: Young Juvenile Youth「Animation」
◎高橋愛(東北新社 Production2所属)
主な作品: NTTドコモ 企業広告「Style ’20 山田拓朗」篇
◎谷口奈津希(ティー・ワイ・オー クリエイターズランチ所属)
主な作品: キリン「KIRIN 一番搾り 47 都道府県 ビデオレター」
※動画は「秋田づくり なまはげ」篇。
◎味方優介(東北新社)
主な作品: ジェームス WEB動画「HOT DRIVE」
◎山下理衣(ピクト)
主な作品: 東日本旅客鉄道 北陸新幹線「ウフフ!」
【ディレクター部門】(新設)
※対象:34歳以下のJAC会員社社員
※提示された映像テーマ: 「守る」
リマ-カブル・ディレクター・オブ・ザ・イヤー(1人)
◎佐藤圭(ピクト)
ファイナリスト(4人)
◎山田彩華(AOI Pro.)
◎大柿鈴子(太陽企画)
◎坂元友介 (東北新社)
◎豊泉誠志(ハット)
2007年に設立された「JAC AWARD」は、映像文化の発展と業界の活性化を目的に、映像クリエイターの発掘・育成・映像技術の向上や若手のモチベーションアップと人材育成を図り、制作サイドの見地から表彰を行う賞。
制作したCM作品に対する能力・努力・アイデアを評価する「リマーカブル・プロデューサー」および「リマーカブル・プロダクションマネージャー」に加え、本年度は、提示されたテーマに沿って企画・演出した60秒のオリジナル映像作品を評価する「ディレクター部門」が新設された。