宇宙に興味がありながら、タレントになった理由
黒田:そうですね、大学1年生で東京に来たときからタレント活動をはじめて、もう10年になります。
澤本:そのきっかけは?
黒田:高校2年生ぐらいから芸能人になりたいという気持ちが出てきまして。宇宙という目標もある一方、高校生のときにダンス部に入ったんですね。ダンス部に入って、自分達でステージをつくりあげる楽しさみたいものに気づいて、それから毎日こういうことができたら、なんて楽しいんだろうと思い、芸能人になりたいという思いが出てきたんですよ。
権八:でも、それは黒田さんがかわいいからじゃないですか?
中村:まぁ、そうですよね(笑)。
黒田:ただそれは大学生になってからでも遅くないんではないかと、大学は一番好きなことを学びたいと思って。宇宙のことを知りたいから、宇宙のことを知るために必要な物理を学ぼうと思って、物理学科に進学したんです。
権八:あまりいませんよね。当初はアイドルですよね。それで宇宙を目指して、理系でというポジショニング…というかわからないですけど。
中村:ポジショニングではないですよね(笑)。努力をしたわけですよ。
権八:つまり、そういう立ち位置の人がいないから。いいですよね、需要というか。
黒田:やっぱりオーディションに行っても、「どうして物理学科に進みながら、タレント活動をするんだ?」みたいなことをよく聞かれたんですよね。それぐらい両者は交わる部分がないというか、自分がその二つの接点になれたらいいなという気持ちでやってきました。
中村:澤本さんはソフトバンクのCMで「宇宙篇」みたいのを。
澤本:僕は宇宙好きですが、あまり詳しくはない。どちらかというとUFOが好きなので。
黒田:え、UFOいると思いますか?
澤本:僕、見たことあるんですよ。でも、それをずっと言ってると、だんだん見てないんじゃないかという気になってきて。勘違いかもしれないけど、見たと思ってるので、それから最近はずっとUFOを探して。
中村:黒田さんはどっち派ですか?
黒田:もちろん、宇宙人はいらっしゃると思うし、UFOも飛んでいるかもしれません。ただ、地球の文明と接触することはないと思ってます。どこかの星でそれが起こっていても、時間軸が被るということが本当に奇跡的なことだと私は考えているんです。
澤本:文明の存在する時間が被ることがないと。
黒田:たとえば、宇宙から人が来ましたと。けど、そのときに地球の軸で言うと、恐竜時代だったら、それは接触にはならないじゃないですか。お二人はどうですか?
権八:僕は澤本さんが「教室で見た」って言ってるし、じゃあそうなんだろうなって。
黒田:教室で?
澤本:小学校の教室で見たんですよ。ね、疑ってるでしょ(笑)?
黒田:(笑)。中村さんはどうですか?