クラフトビールを製造・販売するヤッホーブルーイングは、飲み会の締めの行為である「三本締め」の進化版として「ネオ三本締め」を開発した。「ネオ三本締め」とは、アップテンポなリズムに合わせて三本締めを行うというもの。
開発に合わせて、「ネオ三本締め」を実演する動画の公開撮影会を1月9日に実施した。「日本のビール文化をバラエティや楽しさでより豊かなものにする」という同社のミッションの下、動画には「飲み会文化も豊かにしていきたい」という想いを込めた。
撮影当日は、同社スタッフだけでなく、抽選で選ばれたファン20名も参加。また、代表取締役社長の井手直行氏も撮影に参加し、総勢45名もの出演者が撮影に臨んだ。撮影時間は9時間以上にのぼったという。
「ファンの方も交えた撮影は大いに盛り上がりました。撮影中はアルコール無しの状態が長時間続きましたが、ファンの方は真剣かつ楽しみながら協力してくださり、撮影後は皆で『よなよなエール』を片手に乾杯しました。『ネオ三本締め』の最大の特徴は、『仲間との一体感』です。全身を使って奏でるリズムは、全9パートが揃うことで初めて完成します。伝統的な三本締めのリズムを継承しつつ、大胆に生まれ変わったアップビートなリズムにより、これまでにない新しい三本締めができました。動画では、50人の仲間とつくり上げる一糸乱れぬ演奏と、駆け抜けるリズムをシンクロさせることで、一体感・爽快な達成感・高揚感を表現しました」と同社の広報担当者は話す。制作した動画は1月19日に公開された。
動画開発に合わせて、宴会・飲み会の締めに関する意識調査を行ったところ、「締め感の不足を感じている」「手締めをしていない人も多い」「手締めの効用を感じている」といった声が多く挙がったという。そこで、飲み会や宴会の締めの課題は「一体感の醸成」なのではないかと考え、これまでの「手締め」を継承しつつ革新的な飲み会の締めとして「ネオ三本締め」の開発と、それを浸透させるための動画の制作に至った。
スタッフリスト
- 企画制作
- ヤッホーブルーイング+電通デジタル+ノースショア
- CD+企画
- 佐々木祥
- PR
- 宗兼章祥
- PM
- 松永昂也、中嶋敦尚、井口絢加
- 監督
- 佐藤敬
- 撮影
- 山田圭吾
- 照明
- 高橋智也
- 音楽
- 樋口聖典
- 振付
- 山川雄紀、秋元類
- ロケ地
- YONA YONA BEER WORKS赤坂店