博報堂は14日、次期社長に水島正幸常務執行役員(56)を昇格させる人事を発表した。4月1日付で代表取締役社長に就任する。戸田裕一社長は会長職に就き、博報堂DYホールディングス代表取締役社長は留任となる。成田純治会長は取締役相談役に就き、博報堂DYホールディングス代表取締役会長は留任となる。
水島氏は1982年博報堂入社。第六営業局長、営業統括局長を経て2013年4月に執行役員、2015年取締役執行役員経営企画局長兼事業投資戦略室長。2016年現職。慶応義塾大学法学部卒。56歳。
グループではこのほか、博報堂DYメディアパートナーズでも矢嶋弘毅取締役(55)の次期社長就任が発表された。6月28日付。大森壽郎社長は会長職に就く。なお、矢嶋氏が兼任していたデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム会長CEOおよびD.A.コンソーシアムホールディングス社長は退任し、D.A.コンソーシアムホールディングス取締役となる。
矢嶋氏は1984年博報堂入社。1996年デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム代表取締役社長などを経て、2016年6月同社代表取締役会長CEO、同年10月D.A.コンソーシアムホールディングス代表取締役社長(いずれも現任)。一橋大学社会学部卒。55歳。
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