3.11を中学2年生のときに福島で体験
武田:『Re:ゼロから始める異世界生活』という題名なんですけど、普通に生活していた子が突然、異世界に行っちゃうというお話で、その中で魔法や攻撃があって。主人公が男の子なんですけど、その男の子が死んでも生き返るみたいなお話です。
澤本:それはTVでやってるの?
武田:前やってましたね。もう終わっちゃいましたけど。
澤本:そういうのって夜やってるじゃないですか。深夜のアニメ系は見てるんですか?
武田:見てます。
澤本:何時ぐらいに寝てるの?
武田:リアルタイムでは見てなくて、録画で。
澤本:昔からアニメ好きなんですか?
武田:好きですね。小6ぐらいから。
澤本:もともとハマったきっかけは何だったの?
武田:『けいおん!』です。
澤本:そのへんは少しわかる(笑)。
中村:『魔法少女まどか☆マギカ』とか?
武田:あー、マドマギもありましたね。
中村:その頃が13歳ぐらいじゃない? 震災のときだもんね。あ、そうだ、武田玲奈さんは福島出身なんですよね。だから、結構大変だったんじゃないですか?
武田:そうですね。当時は色々大変でしたね。
中村:だって、3.11のときが13歳でしょ。
澤本:中学校のとき?
武田:中2ぐらいです。
澤本:地震のときはどこにいたんですか?
武田:家にいました。
澤本:どうだった?
武田:ちょうど卒業式で、早く家に帰れて、お母さんと2人だったので、1人じゃなかっただけよかったとは思ったんですけど。
澤本:結構揺れた、やっぱり?
武田:揺れました。怖かったです。
澤本:福島でも浜通りのほうですか?
武田:浜通りのほうなんですけど、海はそんなに近くないので、津波は大丈夫だったんですけど、揺れはすごかったですね。
澤本:福島というと、それで人生変わったという人がいっぱいいるじゃないですか。自分はそれによって何か変わったというのはありますか?
武田:変わったこと・・・地震があって、ちょっとして、埼玉におばあちゃん家があるので、埼玉に自主避難したんですよ。それで埼玉で1カ月ぐらい過ごして、こっちの便利さもわかって、東京っていいなとそこで思ってしまい。
澤本:この世界に入るきっかけに。
権八:僕の印象ですけど、ご自身がアニメやマンガ好きというのもあって、二次元の中の人みたいな印象があるんですよ。
澤本:人形っぽいですよね。
武田:そうですか?
権八:かわいいってことを一生懸命言ってるんですけど(笑)、ご自身は生身のリアルな人間にも興味あります?