モンデリーズ・ジャパンは3月1日、日本上陸30周年を迎える「オレオ」の新製品発表会を表参道ヒルズで開催した。
辺丙三社長が今後の営業戦略のほか、3月6日の「オレオ」の誕生日に2種類の新商品を発売すると発表した。「オレオ」は2016年8月末にヤマザキビスケットとのライセンス契約が終了、モンデリーズが「リッツ」「プレミアム」ブランドとともに日本市場への定着に向けたマーケティング活動を展開してきた。
モンデリーズ・インターナショナルの2016年決算発表前の数値によると、ビスケットは同社の売上の40%(約108億ドル)を占めている。「グローバル戦略の中でも日本は重要なマーケットと位置づけている」(辺社長)ことから、より消費者のニーズに合った主力製品の提供を目指す。2種類の新製品はそれぞれ「子どもから大人までの幅広い層」「大人になっても気軽にオレオを楽しみたい20代~30代の働く女性」をターゲットとしている。
発表会の後は、表参道ヒルズから新商品の「モードなイメージ」を表現した衣装の女性がオレオを持って練り歩き、東急プラザ表参道原宿の前で通行人に対してサンプリングも実施された。