今後は「明るい役」をやってみたい
権八:僕はわりとグラビアや雑誌、『nonno』もたまにチェックするんですけど、見てる印象よりもお会いして思ったのは、控え目というか。グラビアや写真だと目力がキリッとくるじゃないですか。お芝居はちゃんと見たことないんですが、スイッチ入る瞬間があるんですか? おっとりしてるというか、「私が、私が」という感じじゃないですよね。普段、友達といてもそんな感じ?
武田:そうですね。聞き役が多いかもしれないです。
権八:でも、お芝居やグラビアでシューティングに入ると、やっぱりスイッチが入る?
武田:そうですね。カメラを向けられると変わります。
権八:自分でも変わると思う? 明らかに変わってるよね。お芝居って感情表現じゃないですか。何から勉強、参考にするというか、こういう表情はこれみたいな感じでキッと決めたりするじゃない。やっぱり、マンガやアニメを参考にしてるの?
武田:映画もそうですけど、アニメはキャラクターがしっかりしてるじゃないですか。だから、そのキャラクターを考えたりします。
権八:何かのキャラを演じないときでも、どこかにそういうのがチラチラしたり。
武田:そうですね。こんな感じのキャラでこの子とこの子を合わせたらいいと。
権八:そういう印象を受けるんですよ。実写のドラマや映画で影響を受けたものはあります? これ大好きみたいの。
武田:『バーレスク』が好きです。
権八:『バーレスク』って洋画だよね。ミュージカルというか、キャバレー的なものだよね。大人っぽい映画で意外だな。
武田:意外でした?
権八:ちょっとオシャレというか。
武田:オシャレっぽいのも好きで、『プラダを着た悪魔』とか。
澤本:本当にオシャレなのが好きなんだね。
武田:好きです。でも、ちゃんと映画、映画したものも好きで。
権八:寅さん?
武田:え、寅さん?
中村:確かに寅さんは映画映画してますね(笑)。
武田:『愛のむきだし』とか。あの満島ひかりさんがすごい。
権八:満島ひかりちゃん。ちょっと顔の形が重なるね。目が2つあるところとか。
武田:それはみんな(笑)。
中村:雰囲気もちょっと。
権八:自分が目指しているというか、「いいな」と思うのは誰ですか?
武田:満島さん、新垣さん。
中村:ガッキーね。やっぱり家でダンス踊っちゃう?
武田:「恋ダンス」ですか。この前、カラオケで踊ってました。
中村:それはお宝映像の可能性がありますね。YouTubeにアップしておいたほうがいいですよ。
権八:イメージですけど、ガッキーも普段はわりとテンション低めというか。だから、ちょっと重なるかもしれない。
中村:そうかもしれないですね。カメラの前では陽の部分ばかり見せてくれるけど。
権八:でも、わりとマイペースじゃない。そんなに押し出しが強くないというか。
澤本:この先、やってみたい映画やドラマ、CMの役はありますか?
武田:陽な役、明るい役をやりたいです。
中村:わりと今までも陽な役が多かったと思いますが、そんなことないんだ?
武田:そうですね。ちょこちょこ暗い役もあったので、明るい役をやりたいですね。
澤本:たとえば、バンドやってボーカルなど、そういうこと?