商材との相性良いユーザーに効率的にアプローチ
今回のプロモーションでは、ヘッダー部分での動画配信だけでなく、そこで動画を10秒以上視聴したユーザー、さらに動画は視聴していないが属性の近しいユーザーに記事広告を拡張配信している(「オーディエンスターゲティング パッケージ」)。
「動画広告は視聴完了を重視する傾向が強いですが、動画の視聴だけで終わらせず、興味のある人だけを抽出して、より詳しい情報を記事広告で見てもらう仕組みは、広告予算の効率的な活用につながると考えています」。
また今回の施策では記事広告を「①10秒以上動画を視聴したユーザー」「②①のユーザーに似た特性を持つ動画未視聴のユーザー」だけでなく実験目的で「③全く動画を視聴していないユーザー」「④動画視聴秒数が10秒未満のユーザー」にも配信。
その結果、記事広告の滞在時間は①のユーザーが25秒、②のユーザーが19秒、③のユーザーが14秒、④のユーザーは10秒未満という結果になった。「動画をフックに商品・サービスに興味を持つであろう人だけに効率的に広告が配信できる仕組みであることが実証できたと考えています。また記事広告の配信先を絞り込んでもリーチが確保できるのは『グノシー』だからこそ提供できる価値だと考えています」。
「グノシー」だからこそ提供できる4つの広告メディアとしての価値
今回のプロモーションについて「キセキ ―あの日のソビト―」の映像制作を手掛けた、キコリの宣伝プロデューサー・徳安慶憲氏は「本作はティーンを中心とした若年のスマホ世代に向けて集中的にプロモーションをかけました。『グノシー』での動画配信、記事広告展開は映画のヒットの強力な後押しになりました」と手ごたえを話す。
岡田氏は「20代、30代のスマホ世代にリーチできる点、旬なテーマや情報に興味の高いユーザー属性、大量のリーチを短時間で実現できるユーザーボリューム、さらにボリュームを担保できるからこそ、より効率性が高まる絞り込んだ広告配信が実現可能な点が、今回のプロモーションに活かせた『グノシー』の強み」と分析。
スマホ向けの動画広告の配信に興味を持つ企業は増えているが、単体で動画を配信して終わりになっているケースが多い。動画を入り口にして、潜在顧客にアプローチできた、今回の事例は映画業界以外でも応用できそうだ。
お問い合わせ先
株式会社Gunosy
Email:ad-info@gunosy.com
TEL:03-6455-4196