阪神電気鉄道、30年前のCMをリメイク!本物の沿線住民が出演

阪神電気鉄道は、30年前に放送していたテレビCM「ぼくの街の阪神電車」を現代版にリメイクしたWeb動画「ぼくの街の阪神電車2017」を1月25日に公開した。

本作は、野球好きの少年が阪神電車に乗って出かける姿を、他の乗客の様子や街の風景を交えて描く30秒のショートムービー。BGMは、当時と同じく関西を中心に活躍するブルースバンド・憂歌団のボーカルの木村充揮氏が担当した。阪神電車を利用して移動する「沿線で暮らす人々のリアルな日常」と、「地域の暮らしに溶け込んでいる阪神電車」の様子を伝えることで、阪神沿線および阪神電車の「温かさ」「心地よさ」を演出する狙いがある。

同社ではこれまでも、女優の佐藤江梨子さん主演の「阪神沿線物語」シリーズなどで、「温かさ」「心地よさ」という沿線価値を訴求してきた。今回のCMは、タレントではなく実際の沿線住民が登場することで、よりリアルに阪神沿線の魅力を伝えている。

CMは、雑誌「TOKYO GRAFFITI」(グラフィティ刊行)とのコラボレーションプロジェクト「HANSHIN GRAFFITI」の企画のひとつである「タイムスリップ写真館」にヒントを得たという。同企画は、沿線住民が沿線で撮影した昔の写真を、同じシチュエーションで再現するというもの。そこから、30年前に制作・放送し、今でも覚えている人が多いCM「ぼくの街の阪神電車」をリメイクすることとなった。

阪神電気鉄道の担当者は、「今回のCMや『HANSHIN GRAFFITI』では、ポスター、冊子の他、WebやSNSでの発信を行っていますが、『知り合いが出ていて嬉しかった』『素敵な写真』『人を題材にしていて、とてもほっこりにこやかになる』といった、好意的なコメントが多く寄せられています。出演された方もとても喜んでおり、自身でもSNSで発信する様子が多く見受けられます。出演された方、その周囲の方々だけでなく、ポスターなどをご覧になった多くの方々にも親しみを持っていただける企画で、我々が訴求したかった沿線の『温かさ』『心地よさ』をリアルに感じていただけていると思います」と手応えをのぞかせた。

同社は、これからも生活者とともに沿線の良さを守り、育てていくことで、「住みたい」「訪れたい」阪神沿線を目指していきたい考えだ。

「Hanshin Graffiti/ポスター」スタッフリスト

企画制作
グラフィティ+大広+阪神コンテンツリンク
CD+企画
篠原和久
PR
黒田佳史
編集+取材撮影D
納谷憲幸
CD
宮本祐輔
C
三宅幸代
企画
沖花智之
AM
倉内駿
CPR
濱口隆義
 

「僕のまちの阪神電車2017」篇スタッフリスト

企画制作
創造+大広+阪神コンテンツリンク
PR
松尾保文
演出
楠田聡
撮影
丸山正法
照明
平田孝浩
VE
山田健太郎
編集
上島益之
MA
西野公樹
CAS
加本博幸
木村充揮
演奏
木村充揮、石田雄一
制作進行
山本雄也
CD
宮本祐輔
企画
沖花智之
AM
倉内駿
CPR
濱口隆義

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事