有馬記念、シン・ゴジラとのコラボでインターネット売上が前年比108%に

『進撃の巨人』や『ウォーリーをさがせ!』、『おそ松さん』など、これまでも多くの人気コンテンツとのコラボレーションキャンペーンを展開してきた日本中央競馬会(JRA)。

昨年末に開催された第61回有馬記念(GI)では、昨年公開され話題を呼んだ映画『シン・ゴジラ』とコラボレーションしたスペシャルコンテンツ「シン・アリマ」を展開し、来場者数9万8626人、インターネット投票の売上は前年比107.9%を記録した。

『シン・アリマ』は、主人公である名馬「アリマ」が中山競馬場へ向かう「ゴジラ」を阻止することをミッションとするゲームコンテンツ。さまざまな動物たちとのミニゲームで能力を高め、「ゴジラ」との戦いに挑む。同時にゲーム参加者全員の力を合わせると公開される特典も特徴の一つだ。

今回のプロモーションの狙いはコンテンツに触れることを通じて、競馬の楽しさを伝えることだったと担当者は話す。競馬をより多くの人に広めるため、多くのファンをもつコンテンツ「シン・ゴジラ」とコラボしたWebコンテンツを軸に、Webプロモーションを行った。

「企画のコアには、動物や人間などをテーマにした専門チャンネル『アニマルプラネット』と組み、馬だけでなく、さまざまな動物の生態を知り、興味を持ってもらうことがありました。企画を進めるうちに生態系のひとつとしてのゴジラが、メインレースの対戦馬の位置づけとなったのです。『シン・ゴジラ』のファンの方々に興味を持ってもらうという狙いはもちろんのこと、馬に乗ってゴジラとレースできるという仕組みの新しさで、話題性を打ち出せたように思います」。

競馬をやったことがないユーザーが「シン・アリマ」をプレーしてSNSに投稿する様子も多く見られた。競馬未経験者を含めた幅広い層と有馬記念との接点をつくり、話題化することに寄与できたのではと振り返った。

スタッフリスト

企画制作
博報堂+TOWAC
AD
坂井慎太郎
AE
石山未悠宇
ECD
宇佐美雅俊
CD
外川敬太、天野清之
企画
小久保英史、奥谷雄介、平野俊介
PR
小坂景、内田拓真、畑佐雄大
PM
首藤まり江、髙橋奈々
TD
佐々木剛哉、中山祐平
フロントエンドエンジニア
深澤匠、望月一樹
AD
小原とおる、福澤準
D
白井章平、松森祐真、唐輝
アニメーション
下田芳彦
PGR
川崎敦士、シャーリングロバート、後藤理華、グエンキエム

ecd:エグゼクティブクリエイティブディレクター/cd:クリエイティブディレクター/ad:アートディレクター/企画:プランナー/c:コピーライター/d:デザイナー/演出:ディレクター/td:テクニカルディレクター/flash:flash制作/me:マークアップ・エンジニア/pgr:プログラマー/epr:エグゼクティブプロデューサー/pr:プロデューサー/pm:プロダクションマネージャー/ap:アカウントプランナー/ma:録音/st:スタイリスト/hm:ヘアメイク/crd:コーディネーター/i:イラストレーター/cas:キャスティング/ae:アカウントエグゼクティブ(営業)/na:ナレーター


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