3月20日から24日にドイツ・ハノーバーで、約22万人が参加する世界最大級のテクノロジーエキスポ「CeBIT」が開催される。今年、日本は初めてCeBITのパートナーカントリーに選ばれ、大規模なジャパン・パビリオンを展開。ここには、日本から118社・団体が出展する。
そして開催に先立つ3月19日夜(現地時間)、世界中の政財界のトップ約2000名が出席するオープニングセレモニーで、日本のテクノロジーに対する考え方を伝えるスペシャルパフォーマンス披露される。
パフォーマンスのクリエイションを手がけるのは、総合演出・振付のMIKIKO氏、電通クリエーティブディレクター 菅野薫氏、そして真鍋大度氏と石橋素氏率いるRhizomatiks Researchのメンバーを中心に、国内外の若いクリエイターたちだ。MIKIKO氏、菅野氏、眞鍋氏、石橋氏は、昨年話題を集めたリオ五輪フラッグハンドオーバーのクリエイションも手がけている。
テーマは「テクノロジーと人の関係」。パフォーマンスには、俳優として知られる森山未來、そしてダンスカンパニーELEVENPLAYのNON、篠原沙弥、脇坂江梨沙、安川香が登場する。
また、音楽には小山田圭吾(Cornelius)、evala、SEIHOと日本で最先端をいくアーティストたちのほか、メディアアーティストとしてアートシーンでも注目されるカールステン・ニコライが参加している。
今回のショーアクトの実現に向けては、セイコーエプソン(プロジェクター)、ファナック(ロボットアーム)、コニカミノルタ(フレキシブル有機EL)、NTTドコモ(生体データ通信テクノロジー)など、日本企業による技術協力も行われている。
オープニングセレモニー・ジャパンショーアクトの模様は、WEBサイト(cebit2017-showact.jp)にて、3月20日午前3時半頃(日本時間)よりライブストリーミングされる(Janan Show Actは日本時間:午前4時頃を予定)。
また3月20日以降も、同サイトにて詳細解説と共にアーカイブ配信される予定だ。
スタッフ
- 総合演出+振付
- MIKIKO
- クリエーティブディレクター
- 菅野薫
- コピーライター、プランナー
- 保持壮太郎
- アートディレクター
- 上西祐理
- チーフテクニカルディレクター・プログラマー・サウンドデザイナー・音楽プロデューサー(パフォーマンスパート)
- 真鍋大度
- チーフテクニカルディレクター・ハードウェアエンジニア
- 石橋素
- ディレクター・ビジュアルプログラマー
- 田中陽
- インタラクションデザイナー・ハードウェアエンジニア
- 柳澤知明
- ディレクター・ビジュアルプログラマー
- 花井裕也
- ディレクター・ビジュアルプログラマー
- 堀井哲史
- ムービーディレクター(オープニング映像)
- 辻川幸一郎
- コスチュームデザイン(森山未來)
- 落合宏理
- コスチュームデザイン(女性パフォーマー)
- Yaepon
- 音楽(オープニング映像)
- Cornelius (小山田圭吾)
- 音楽(ステージパフォーマンス)
- evala、SEIHO
- 音楽
- カールステン・ニコライ aka アルヴァ・ノト
協力企業
- セイコーエプソン:
- EPSON EB-L25000U
- ファナック:
- FANUC Robot M-20iB/25
- コニカミノルタ:
- Flexible OLED lighting
- NTTドコモ:
- hitoeトランスミッター01、hitoeトランスミッターSDK、デバイスWebAPI