ゲーム市場で急成長するアカツキ「マーケターこそUXへの向き合いが必要」と語る真意とは?

アカツキを強くする3つの秘訣

—UXの重要性を感じながらも、うまく取り組めていない企業が多いと聞きます。アカツキが成功している理由はどこにありますか?

立山:大きく3つの理由があると思います。1つ目は、会社のビジョンが“感情報酬社会の実現=物質的な満足だけでなく、心の満足に溢れた社会を実現する”であることが大きいと思います。つまりUXの質を高めることが会社の根幹に掲げられており、ユーザー満足度を上げることが、結果としてアカツキで働くメンバーの満足度も上げているのです。

このビジョンを浸透させるための文化や組織作りには本気で力を入れていて、朝会や合宿、旅行、パーティなどのコミュニケーション施策をはじめとして、メンバー同士が深く向き合う1on1や目標設定、KPTなどの定期実施、さらにはアカツキという会社を創り上げてきた”言葉”と”物語”が書かれた社内向けの本「アカツキのコトノハ」を発行したりもしています。

また2つ目の理由は、マーケティングチーム単体でも存在理由としてビジョンとミッションを掲げており、その内容も「ユーザー感情への寄り添い」が軸となっている点が挙げられます(ビジョン=「感情市場を作る」。ミッション=「エモーションリング(感情の輪)を回す」)。すべてのサービスの中心にはいつもユーザーの感情があるため、”感情の動き”への対価としてお金が支払われる市場を創り、アカツキと社会の間で感情の受け渡しをし続けることが、アカツキのマーケティングチームの使命だと思っています。

さらに3つ目は、業務領域を限定しない社風が挙げられます。マーケティングチームには、担当サービスのグロースに必要なことは、自分で考えて自分で行動する、という共通認識があります。1秒1秒でユーザーが望んでいることも変化していくと思うので、ユーザーに合わせてやるべきことを自分で考えて仕事にしていくことが私たちのルールです。そのことで、ユーザーが本当に何を望んでいるのか、を考えるクセが自然と身についていきます。

—今、アカツキではマーケターを募集しているそうですが、どんな人に来てもらいたいですか?

立山:やはり“感情報酬”のビジョンに共感して、「人の感情も自分の感情も大切に出来る人」と一緒に働きたいですね。大切な人を想うように、仲間やユーザーのことを想える人と一緒に世界を変えていきたいです。

ちなみに私も窪田も広告会社出身なのですが、「クライアントの先にいる顧客の感情に向き合いたい」と考えている人は、アカツキと親和性が高いと思います。

社員の働きやすさを追求するため、社内にはバリスタが常駐しているカフェや図書館がある。

また、昨年から始めた「ライブエクスペリエンス事業」は、人々が感動するリアルな体験の提供をミッションとしており、まさにアカツキの価値観の体現が重要になっています。ユーザーがユーザーを呼ぶような、ワクワクする仕掛けをつくりたい人と一緒に働きたいです。

「ライブエクスペリエンス事業」で運営するWebサイト「そとあそび」は、アウトドア・レジャー専門の予約サイト。“そとあそびキュレーター”が厳選したツアーを紹介している。

—最後に、今後の取り組みについて教えてください。

窪田:ゲーム事業においては、今まで以上にネット以外でのチャネルの展開や、攻略・実況動画を増やしていくなどユーザーとの接触ポイントを増やしていき、UXに向き合っていきたいです。

立山:今後は自社サービスの総合プロデュースによるIP(知的財産)化や、ユーザー体験におけるデジタルとリアルの融合を積極的に進めていきます。ユーザーの興味・関心の領域を「デジタルだけ」や「リアルだけ」と閉じ込める必要はないため、よりユーザーの真のライフスタイルに近い体験を創り上げていきたいと思っています。一緒に進めていく仲間を募集していますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください。


お問い合わせ
アカツキでは、一緒にUXを高める仲間を募集しています。興味のある方はこちらをご覧ください。


株式会社アカツキ
住所:〒141-0021 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階
URL:https://aktsk.jp/
採用情報:https://aktsk.jp/recruit/

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