仲畑貴志さん、糸井重里さんが学ラン姿を披露 — コピーライター養成講座60周年記念広告

宣伝会議では、「宣伝会議コピーライター養成講座」の開講60周年を記念し、16期修了生である仲畑貴志氏、18期修了生である糸井重里氏の2名が登場する60周年記念の広告グラフィックを制作した。本広告は、宣伝会議発行の各メディアに掲載の他、交通広告の展開を予定している。

本広告はクリエイティブディレクターを谷山雅計氏、アートディレクターを秋山具義氏、撮影を新津保建秀氏が担当した。谷山雅計氏は、今回の広告ビジュアルの狙いや企画の背景を次のようにコメントしている。

「まず、『コピーライター養成講座』60周年記念のコピーがありました。これだけの歴史があり、多くの修了生を輩出していて、まさにコピーの歴史を作ってきた講座だと感じたため、『コピーの歴史を、育ててきた歴史。』というコピーを書いたのですが、その後、アートディレクターの秋山さんと打ち合わせをしていたときに、仲畑さんも糸井さんも修了生だということに気づき、お二人に出演してもらうのはどうかと思ったんですね。

単に出演してもらうだけでなく、学ランを着てもらうというのは、秋山さんのアイデアです。お二人に『学ランを着てください』とは、正直ストレートには言いにくかったのですがお話をしたところ、快諾していただき、実現に至りました。お二人ともすごく、かっこよかったです。

僕はコピーライターとして33年のキャリアがありますが、神様のような二人を前にした撮影は、これまでに経験したどんなタレントさんとの撮影よりも緊張しました。僕も大学3年生の時に『コピーライター養成講座』に通っていましたが、講座で教えるようになった今でもなお、お二人の存在感の凄さは変わらないと感じています」。

撮影にはスタイリストの伊賀大介さんも参加。学生服に合わせた、上履き風に見える白い靴のセレクトにもこだわりが。

「宣伝会議コピーライター養成講座」は1957年に開講し、これまでに5万名以上が修了、現在で111期目を迎える。月刊「宣伝会議」2017年5月号(4月1日発売)には仲畑貴志氏、糸井重里氏の特別対談も掲載している。

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