わが社の講座活用法㊳Favo Group

石川県金沢市に本社を持ち、フリーマガジン『Favo』の発行を中心に地元企業のマーケティングを行うFavo Group。営業から企画へ、グループ内で異動の経験もある森山朋子さんに、講座の活用法について聞いた。

クリエイティブの基礎知識を学び 顧客満足度向上を目指す

Hikidashi デザイナー 森山 朋子氏

Favo Groupはフリーペーパーの発行から、マーケティングコンサルティング、制作物デザイン、Webコンテンツの制作などを行う、合計4社のグループ会社を擁している。フリーマガジン『Favo』はグループのストアインクが発行する地域情報誌で、北陸地域で南加賀版、金沢版、富山版の3種類を毎月累計36万3000部発行している。

森山朋子さんが現在所属するHikidashiは、グループ内では制作プロダクションの役割を持ち、『Favo』掲載の広告から、Web、グラフィックの制作を担っている。森山さんは大学で美術を専攻し、ストアインクへ営業として入社。2016年8月に異動でHikidashiへ配属された。「異動は自分が勉強してきたことを生かせるチャンスでもありましたが、同期入社の社員に比べ、一からキャリアを築かなくてはいけないという焦りもありました。自分にしかないスキルを模索していました」。

上司は頻繁に面談の場を設け、キャリアについて相談をした。その際に、外部セミナーの受講も勧められ、コピーライター養成講座の受講を決めた。「コピーライターという職種で働いている訳ではないのですが、クリエイティブの基礎知識や技術を学べると知り、受講しました。最初はコピーが全く書けず、本気でだめ出しをくらうなど、社内とは違う緊張感がありました。受講していくと、ものの見方が変わり、良いコピーの見分け方や、情報整理ができるようになりました」。

受講後は、クライアントからの広告制作依頼の際に、こちらからも提案するようになった。「ただ受けるだけではなく、クライアントのその先にいるお客さんを意識するようになり、なにを一番に顧客に伝えるべきか、なにに焦点を合わせるべきかということを提案できるようになりました。制作物のクオリティだけでなく顧客満足まで考えて仕事を進めています」。

森山さんは、クライアントの要望をしっかり汲み取れるアートディレクターを目指している。

オフィスが入居する金沢市内のビル

販促物や冊子など幅広く手がけている

Favo Group DATA

Favo Groupの制作プロダクション。ブランディング、CI・VI、Web、グラフィック など、多方面にわたるクリエイティブの力で、モノ・コトの本質を最大限に「ヒキダシ」する。

(講座情報)
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過去の記事
社員を変え、会社を伸ばすわが社の講座活用法㉜金沢市経済局
https://www.advertimes.com/20161101/article237471/
わが社の講座活用法㉝ビーコンコミュニケーションズ
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わが社の講座活用法㉞学校法人 瓜生山学園 京都造形芸術大学
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わが社の講座活用法㉟DACホールディングス
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わが社の講座活用法㊱ユナイテッドアローズ
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