卒業アルバムだって可愛く写りたい!学生の願いを叶えた「盛るバム」が話題に

NTTドコモ「“卒業盛ルバム”キャンペーン」

卒業シーズンに合わせて実施した“ 盛ルバム”キャンペーン

若年層の願いを実現
SNOWを活用した「盛るバム」

卒業シーズンの3月。最後の思い出づくりとして、写真を多く撮る時期に合わせ、NTTドコモは “卒業盛ルバム”キャンペーンを実施した。
本キャンペーンは、二段階で構成されている。第一弾は抽選に当選した学校に、いま若年層に人気のある動画コミュニケーションアプリのSNOWで撮影した写真を製本して「卒業“盛ルバム”」としてプレゼントするというプレゼント企画。

続く第二弾では、誰でもつくれる「“盛ルバム”ジェネレーター」を作成し、簡単に盛ルバムをつくって共有できるという内容だ。さらに「“盛ルバム”ジェネレーター」では「学校の卒業」以外にも、「クラス変え」や「退職」「引っ越し」など、さまざまな「卒業」を捉えた。

今回のキャンペーンは、同社の抱える課題である「若年層のファンづくり」が狙いだとNTTドコモ プロモーション部の深田大介氏は話す。そのため、SNOWとコラボレーションすることにより何かプロモーションができないかと考え、実現に至った。また、その背景には、若年層にとって「写真を撮る」ということが、スマホの爆発的な普及により当たり前になっているということがある。ただ撮るだけでなく、SNOWなどのアプリを活用し、「より自分を可愛く見せたい」「より良く見せたい」という、いわゆる「盛る」という行為も若年層を中心に拡大している。「卒業アルバムは思い出に残る非常に良いものなのですが、一方で『真面目』『普通』になってしまいがち。若年層からすると『もっと可愛く撮りたいのに!』『みんなで盛りたい!』という声もSNSなどで呟かれていました。そこで今回はそのインサイトを軸に、ターゲットに共感を持ってもらう施策として『卒業“盛ルバム”』の企画を考えました」(深田氏)。

次ページ 「学生の共感を重視 リアリティを追求した施策」へ続く

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