6月にフランス・カンヌで開かれる「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」に日本から参加する審査員が出そろった。カンヌライオンズ日本代表の東映エージエンシーが明らかにした。
今年から、現地で選考を行う審査員を大幅に減らす一方で、オンライン上で予備審査を行う「ショートリスト審査員(Shortlist Jury)」を設ける。選考にあたって中身の濃い議論を行うことが狙い。
本体の「カンヌライオンズ」のほか、独立したアワードである「ライオンズイノベーション」「ライオンズヘルス」に新設の「ライオンズエンターテインメント」を合わせ、4つのフェスティバル、24部門で構成される。今年は部門の新設はない。
日本から参加するのは本審査員11人、ショートリスト審査員3人(*はショートリスト審査員)。
カンヌライオンズ
フィルム部門 田中耕一郎(PROJECTOR)
サイバー部門 保持壮太郎(電通)
メディア部門 中澤壮吉(博報堂DYメディアパートナーズ)*
ダイレクト部門 大木秀晃(博報堂ケトル)*
プロモ&アクティベーション部門 ジョン・キング(ビーコンコミュニケーションズ)*
デザイン部門 八木義博(電通)
PR部門 本田哲也(ブルーカレント・ジャパン)
フィルムクラフト部門 ピーター・グラス(dictionary films)
モバイル部門 三浦竜郎(博報堂)
プロダクトデザイン部門 佐藤カズー(TBWA\HAKUHODO)
デジタルクラフト部門 志村和広(電通)
ライオンズヘルス
ヘルス&ウェルネス部門 佐々木亜悠(電通)
ライオンズエンターテインメント
エンターテインメント部門 鈴木智也(STORIES, LLC.)
ライオンズイノベーション
イノベーション部門 笹本康太郎(電通ベンチャーズ)
今年のカンヌライオンズは6月17日から24日まで開かれる。そのうち、ライオンズヘルスが17日から18日まで、ライオンズイノベーションが19日から20日まで、ライオンズエンターテインメントが21日から22日まで。