実際につくって遊べる!マイコンボードの展示
電子工作用の電子部品やマイコンボードの製造を手がける「SparkFun」のブースは、実際につくってすぐに遊べる体験型の展示で注目を集めていました。展示ブースでは、同社の電子工作用マイコンボード「Roshamglo」のキットが配られており、実際にブースで簡単な「電子工作」を組み立てることができました。
Roshamgloの面白い点は、すぐに遊ぶことができる「ジャンケンプログラム」がボードに予め書き込まれているところです。このプログラムでは、Roshamgloに搭載された赤外線通信モジュールを用いてRoshamglo同士で通信し、ボード中央のレバーを使った操作でジャンケン対戦をすることができます。組み立ててすぐに友達同士で遊ぶことで、「手軽に電子工作を楽しめる」ことを体感できます。
展示ブースの中心には、各自が組み立てたジャンケンデバイスで対戦できるバトルリングが設置されており、見た目でも楽しさを演出していました。また、Roshamgloには首から提げることができるストラップが付いており、SXSW会場内を歩き回りながら、出会った人と戦うことができます。
会場内でのジャンケン対決の結果は集計されており、ランキングを見ることができるディスプレイも設置されていました。実際につくるところから、その場で遊び、さらには会場内で対戦して広がるところまで、非常によくデザインされた完成度の高い展示でした。