昨年に続き2度目の開催となる「Advertising Week Asia 2017」(以下 AWAsia2017)が、今年5月29日から6月1日の4日間、六本木・東京ミッドタウンにて開催される。それに先立つ4月18日にAWAsia2017の事業戦略発表会が行われた。
「Advertising Week」は、米国ニューヨークで始まり、今年で14年目を迎える。毎回、時代の最先端を行くビジネスを率いるキーパーソンや各業界を象徴する著名人などを招聘し、さまざまなテーマでプレゼンテーションやセミナーなどを行っている。
近年は広告市場が2位であるアジアへの展開として、2016年に東京で初めて「Advertising Week Asia」を開催。昨年は4日間で228人の講演者が登壇し、アジア各地から1万人を超える人を集めた。
Advertising Week最高経営責任者 (CEO) マット・シェクナー氏はアジアでの開催の重要性を話した後、11月にメキシコシティーで「Advertising Week LATAM」を、2018年にはオーストラリア・シドニーで「Advertising Week AUSTRALIA」を開催することを発表した。
また、すでに発表となっていたSUBARU代取締役社長 吉永泰之氏、Facebook最高製品責任者 クリス・コックス氏に続き、新たなキーノート・スピーカーが発表された。登壇者は以下の通り。
- ・日本マクドナルド代表取締役社長兼CEO サラ・カサノバ氏
- ・P&Gジャパン代表取締役社長 スタ二スラブ・べセラ氏
- ・Googleグローバル・アドバタイジング担当マネージングディレクター ダン・テイラー氏
- ・TBWAワールドワイド会長 ジャン=マリー・ドリュ氏
続いて、Advertising Week Asia事務局長である笠松良彦氏からは、今年の注目のプログラムとして、以下が発表された。
- ・フェイク・ニュースとデジタルコンテンツの信頼性
- ・ビジネスにおける女性のエンパワーメントについて
- ・日本と世界のモバイル・ゲーム・トレンド~拡大されるモバイルゲーム市場
- ・日本人に刺さる動画コンテンツとは
- ・APAC市場の商品トレンドについて
当日は、笠松氏をモデレーターに「デジタルネイティブのその先へ:変わりゆくコミュニケーションの未来」と題したセッションを開催。AWAsia2017アドバイザリーカウンシルメンバーであるLINE 上級執行役員 田端信太郎氏、ブルーカレント・ジャパン 代表取締役社長 本田哲也氏、アンカースターFounder & CEO 児玉太郎氏が登壇し、近い将来、これからのコミュニケーションがどのように変わっていくのかを話し合った。
最後にAWAsia2017スペシャル1Dayアンバサダーに就任した橋本環奈さんが登場し、シェクナー氏が「SUPER DELEGATE」パスを送った。
AWAsia2017は六本木・東京ミッドタウンを中心に、オープニング・ガラは六本木ヒルズアリーナで、Wrap Up パーティーは赤坂BLITZで開催を予定。追加のスピーカー、コンテンツは今後、公式サイトで随時発表となる。