「モノ」から「コト」の変化に合わせ新しい「暮らし」を実現する
受講で得た知識活かし参加者に響くプロモーションを
今永氏の取り組みに、インテリアリフォーム事業のリブランディングがある。リフォームは従来、修繕や水まわり設備交換のニーズが多いが、「モノ」から「コト」へと言われる今、空間全体の総合プロデュース提案にシフトする必要があると同社は考えている。
そこで、「つくるのは、『暮らし』です。」というタグラインと、ブランドマークも新たに制作。Webサイトなども一新した。タグラインは「設備」や「空間」を提案するだけではなく、リフォーム後の住まいでの「暮らし」を提案するという姿勢を体現した。
また、同社の代官山コンセプトルーム「CORE-KARA(コレカラ)」は、家具にも注力した展示を実施し、空間の総合提案を行っている。
今回、今永氏は受講するにあたり、実際にリフォームを通じての「暮らし」の提案のきっかけになるイベント企画やプロモーション活動を行う際に、顧客により効果的に想いを伝え行動を起こしてもらえるような具体的な手法を得たいとの考えがあった。
「当社のリフォーム事業の認知度は向上の余地があります。リフォーム相談会は以前から行ってはいるものの、認知度や参加者からのレスポンスを上げる必要がありました」と今永氏。
受講を通して得た知識は、企画を通じてアウトプットしているという。例えばクリスマス時期に合わせたマンション住民向けのリフォームの相談会では、「伝わらなければ存在しないのと同じ」と話を受け、まずはイベントを認知してもらうための初の試みとして黒板型の立て看板を設置した。
「講義では『何かを伝えるためにはたった一人のためにラブレターを書くような気持ちが重要』という講師の言葉が特に印象に残っています。そのため、看板は本当にラブレターを書くような気持ちで書きました。また、『まずは参加者に楽しんでもらうことが大切』という言葉も胸に残っており、子どもから大人まで楽しんでもらえるようなイベントを企画しました」と今永氏。その効果もありイベントにはマンション居住者の約1/3が足を運んだ。
今後もリフォームを通じ顧客の「暮らし」の問題解決のきっかけになるような販促企画を打ち出したい考えだ。
東急コミュニティー DATA
マンションやビル、商業施設、公共施設などの管理・運営のほか、改修工事までをトータルにサポートする総合不動産管理会社。
(講座情報)
満足度98%の人気講座「マーケティング実践講座」
「宣伝会議 オリジナル研修」
60年の歴史を持つ、マーケティング・クリエイティブの専門的な研修機関「宣伝会議」が、社員の成長につながる社員研修をお手伝いします。
詳細はこちら
株式会社宣伝会議 教育事業部
E-mail:info-educ@sendenkaigi.com
電話番号:03-3475-3030
FAX番号:03-3475-3033
受付時間:9:30-18:30(土・日・祝除く/FAXは24時間受付)
過去の記事
社員を変え、会社を伸ばすわが社の講座活用法㉜金沢市経済局
https://www.advertimes.com/20161101/article237471/
わが社の講座活用法㉝ビーコンコミュニケーションズ
https://www.advertimes.com/20161101/article237471/
わが社の講座活用法㉞学校法人 瓜生山学園 京都造形芸術大学
https://www.advertimes.com/20161101/article237471/
わが社の講座活用法㉟DACホールディングス
https://www.advertimes.com/20161101/article237471/
わが社の講座活用法㊱ユナイテッドアローズ
https://www.advertimes.com/20170302/article244622/
わが社の講座活用法㊳Favo Group
https://www.advertimes.com/20170405/article247782/
わが社の講座活用法㊴日本経済社
https://www.advertimes.com/20170405/article247782/