「もし、あの製品にモーターがついたら?」 — 日本電産、「Motorize」プロジェクト始動

精密小型から大型まで、あらゆるモーターの開発・製造を手掛ける日本電産グループは、モーターや日本電産のことをより多くの人に知ってもらうことを目的とした「Motorize」プロジェクトを立ち上げた。

モーターを、これまで出会ったことのない「モノ」に組み込むことで、モーターの新しい可能性を提案する同プロジェクト。

第一弾は、ペットボトルにモーターの力を与えた「SMART PET BOTTLE」を制作した。ペットボトルに「マックスパワー・オープン」「インフィニティ・オープン」「ザ・タイマー」といった機能を装備。その機能を訴求するムービーを公開した。

「モーターを使用している製品は、人々の生活や社会になくてはならないもの。とは言え、普段モーターの存在を気にかけることはあまりないと思います。ところが2016年末、創業以来初のテレビCM『もしも突然、日本電産のモーターがなくなったら』をオンエアしたところ、『モーターはなくてはならない存在なのだということがよくわかった』と、多くの反響をいただきました」と日本電産の担当者は話す。

実際にCMのオンエア前後では、企業認知度が顕著に上昇したほか、新卒採用説明会の参加申込者数が大幅に増えたという。今回のプロジェクトも、特に学生に認知してもらいたい考えだ。

今後もモーターとの出会いで進化したさまざまなプロジェクトを順次公開する予定。

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